チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

幸運な1日 + シマウマ

先日オットは私の知り合い夫妻に付き合うことになり、久しぶりに丸々1日車を運転することになった。
その車をオットは15年くらい、その前のオーナーは7年くらい乗っているので、見た目はきれいだけど結構古い。 この1年はバッテリーの調子が悪く、修理屋からは交換を奨められている。

で、まずはご夫妻を宿泊先までお迎えに行かないといけないのだけど、そこまでが緩やかな上り坂。そこで躓いてしまったら知り合いに車を借りるかその辺を走っているソンテウ(荷台を改造した乗客運搬用ピックアップトラック)をつかまえて、1日チャーター可能かどうかを交渉しなければならない。(だいたいは何百バーツかでOKだけど。)でも朝の待ち合わせの時刻よりも前にオットからLINEがあり、無事に着いていたようだったので安心した。

日中はご夫妻のリクエストがあった観光地やオットと私のお勧めの場所などをみっちり巡り、振り返るとかなり詰め込んだ日程のような気がするけど、ご夫妻はタイに住んで1年以上が経ち、タイ語の学習もそこそこしているようなので観光地の看板の内容なども多少は理解でき、歴史的なことにも興味がおありのようで、結果として普通の旅行客では根をあげるようなハードスケジュールだったけれど、これはご夫妻の好奇心のなせる業だったと思う。私が思っていたよりもお寺をひとつ多く訪れていたのだから。

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ご夫妻はホテルに戻ってから私に報告メッセージをくれたのだけど、オットからは何もなく。
きっと車の調子が悪くならないうちに一生懸命帰っているのだろうと思っていたら、やはりそうだった。

オットは帰宅後に電話をくれて、車は奇跡的にずっとスムーズで、トラブルなしだったとのこと。それはご夫妻の普段の行いが良いからかもしれない。まあ、何事も起こらなくて良かった。

車は問題なかったということだから、それは置いておくとして、私が冗談半分で『日本語忘れてなかった?』と聞いたら、『シマウマという言葉を忘れていた』という返事が。それって、その日の日程に関係あったっけ?
動物園やサファリパークに行ったわけではないのにどうして会話の中にシマウマが出てきたのかわからず不思議に思ったのでよく聞いてみたら、通りかかった道沿いの家にたまたまシマウマの(木彫りか何かの)像が置いてあったのだそうで。オットはその存在に気づかなかったのだけど、ご夫妻から『どうしてあんなところにシマウマがあるの?この辺にはシマウマがいるの?』と聞かれ、オットはシマウマという単語をしばらく使っていなかったので脳内処理が追い付かず、『島』と『馬』になってしまって自分でも混乱したと言っていた。どうもご夫妻の住んでいる島の話をした後に突然シマウマという単語が出てきて変換が『島馬』になってしまったようだ。島馬?島馬?と思っていたら、旦那さまにそれはZEBRAのことだと言われて『あぁ、シマウマだー!』ということになったらしい。

それにしても『島・馬』だなんて。
縞という言葉は日本人でも日常の会話の中であまり使わなくなったし、オットはタイ人だから仕方ないかな、ということにしておこう。

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