チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

国際郵便を送るにあたって思ったこと

一昨年あたりに、最寄りの郵便局で『ゆうプリタッチ』が設置されているのに気がついて、それからゆうパックの発送にはそちらを利用することにしている。
この何年かで郵便料金や宅配便の料金が何度か変わり、他社の発送方法も調べたり試したりしてみたが、私の場合は郵便局を料金するのがいちばん便利だな、というところに落ち着いた。
今年に入ってから、国際郵便も『国際郵便マイページ』でスマホ入力して、郵便局のゆうプリタッチで伝票を印刷できることを知ったのだけど、その時点では荷物の詳細を入力する欄が3行(3品目分)だったので、私の場合はそれだけでは行数が足りないことが多いので、それ以上の深追い(?)はせず、こんなこともできるのね、というのがわかったところで引き返した。

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ゆうパックの伝票作成画面は何度も利用しているが、タップが必要な箇所が多すぎて、入力に関してはあまり便利だと思っていない(むしろ改善点が目につく)のだけど、手書き伝票よりは自分も郵便局も受取人も管理がラクかな、と思ってスマホ入力を続けている。伝票の管理云々もそうだけど、発送時の支払い額が少し安くなるのもスマホ入力を使う理由のひとつ。

さて、国際郵便について。
先日(11月13日)の投稿のとおり、来年以降は手書き伝票では無事に届かない可能性があるというのを知って、久しぶりに国際郵便のサイトにアクセスしてみた。
昨日発送した荷物も、スマホで入力が完結すれば郵便局のゆうプリタッチで伝票を印刷するつもりだった。
しかしサイトを確認したところ、相変わらず品目欄が3行だったので、早々に諦めた。

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個人で海外に荷物を送る場合、たとえば本とか服なら3行でも足りるかもしれないけれど、親が海外に住んでいる子供や孫に荷物を送るとなるととうてい3品目では足りないだろう。
郵便局の皆さんはそういう発想はないのかしら。

伝票には品物ひとつひとつの値段を事細かに書いてくださいというお願いが記載されているにもかかわらず、インターネットサイトでは3行、従来からの紙の伝票でも5行しかスペースがない。

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それとも、スマホの画面では3行しか表示されていなかったけど、欄を追加できるのか?
それを調べるのも面倒くさかったので、私は紙の伝票を使うことにして、内容物欄は4行目まではカレンダーとかチョコレートなどを書き、5行目には『乾物、別紙参照』と書いた。
別紙というのはINVOICEというもので、こちらにも内容物をひとつひとつ書くことになっている。多分、それを見て関税金額の計算をするのだろう。
それには品名、個数、単価、合計額を書くようになっていて、右下に梱包物の総合計額を入れる。
インボイスはこんなにたくさんの事柄を書ける仕様になっているのに、送り状の『内容品の詳細な記載欄』は5行。品名の記入欄はひとつあたり4ミリ×4.8センチ。そこに『英語若しくはフランス語又は名宛国で許される言語でご記入ください。』という注意書きがある。

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今回、5行目に書いた『DRIED FOODS(乾物)
』の中には削り節が含まれていて、それはインボイスのほうに『DRIED BONITO FLAKES』と書いておいたが、仮にこれを高齢者が送り状に書くとしたら、4ミリ×4.8センチではかなり厳しいと思う。まさか削り節だけを送る人はいないだろうから、他の物についても詳細に書かなくてはならないし。

INVOICEに詳細を書くことが決められているのだから、わざわざ送り状に極狭の詳細記入欄を設けなくてもいいのではないだろうかと思うのだけど、郵便局に提案したところできっと『前からこうなっていますので~』ということで、この様式は変わらないんだろうなぁ。

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