チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

風邪と同じレベル

欠勤理由:下痢
というのはタイでは当たり前のように認められるようで。
老若男女問わず、一般的によくある症例・・・ということは想像に難くないが、日本人が『風邪をひきました』というのと同じ感じで欠勤・欠席の理由になるようだ。
つまり、タイ人が暮らす日常の中にも下痢を引き起こす要因があるということ。

日本で急に下痢になったなんていうと、まず食中毒やウィルス性の病気を疑って、場合によっては食中毒を出したお店は営業停止、病気によっては出勤停止ということになる。
しかしタイではほとんど○○停止の措置は取られず、ほとんどが『ああ、下痢ですか』くらいの話で終わってしまう。例え外食が原因だったとしても。

オットは先日、早朝から夜までの仕事だったが、よりにもよってその日の運転手が前夜から下痢。彼は一睡もできなかったらしい。
そんなわけで朝5時から電話が鳴り響き、代わりの運転手を探したり、オペレーション事務所に電話したり。
オットはすでに起きていたので出勤前の準備の手を止めて電話に出れば良いだけだったけれど、事務所の人の電話がなかなかつながらない。(まだ寝ていたのだろう。)
代わりの運転手はわりとすぐにお願いできたようなのだけど、事務所に一報を入れておかないと業務規約違反になってしまう。
そして事務所の人と電話がつながったのが5時50分。ようやく安心して仕事をできる状態になった。

この日の仕事は往路3時間、復路3時間も含まれるスケジュールでお客さんと行動を共にするので、気軽にトイレに行けない。しかも往復の道中はガソリンスタンドや休憩所がない区間が長い。なので運転手は危機感を感じて自ら代わりの運転手を探したのだろう。
そうではなくても、万が一『移るような病気』だった場合はお客さんにも迷惑をかけてしまうかもしれない。
今回の運転手は頭が良いのでそこまで考えていたと思うが、無責任な運転手だったら、と思うとぞっとする。

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