チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

機嫌悪くもなるさ

もう『食べ放題』とか『大盛りサービス』という言葉に惹かれなくなったお年頃のヨリミチ。
以前その言葉はとても魅力的だったけれど、自分の胃腸に過度な負担をかけないほうが快適に過ごせるし、体重が増えると対処に困るので今はなるべく身体と相談しながら食べるようにしている。
しかしオットはそうではない。
視覚情報を得て『食べたい!』と思ったら買ってしまうタイプ。
自分のそういう性格がイヤだと言っているのだけど、幼少期に食べ物にも困る生活をした経験があるとのことで、食べられるうちに食べたいという気持ちが勝ってしまうらしい。

それである日、雲南料理店で昼食をとることにした。
ヨリミチは麺と副菜1品あれば満足、という状態だった。
オットはカオカームー(豚足を煮たもの+ご飯)。
それでオットにオーダーを任せたら、こんなことになった。

確かに私は万頭が食べたいと言いました。
でも1個で充分です。
なのにオットはご丁寧にも蒸した物と揚げた物を頼み、更に蒸し餃子と焼き餃子。
餃子だってどちらか片方で良くない?

しかも料理がほぼ同時に出てくるならなんとなく勢いで箸が進むけれど、ここはタイなのでそうはいかない。
麺を食べ終わりそうなタイミングで餃子。
麺にも水餃子のようなワンタンが入っていたので餃子3種類が揃い踏み、みたいな図になってしまった。

既に満腹のところに餃子が運ばれてきて、『これどうやって食べればいいのよ』と思ったらそれが表情に出て、それを見たオットが『ヨリミチさん、機嫌悪い?』と言った。
機嫌悪いというより困ってるんですけど・・・。
でもオットは『僕は悪くないからね』のような態度で、それもまた頭にくるというか。
ヨリミチの顔のつくりは凹凸少なめ、目は細め、なので(特に外国人が見たら)表情に乏しいというか冷たく見えがちなのだけど、『困ったなぁ』という気持ちが表情に出ると、タイ人には怒っているように見えるようで。
なので『ヨリミチさん怒ってるの?』と言われたのだけど、そこで笑って『怒ってないよ〜』と言ってもそれはそれで『そこで笑うのは僕のことをばかにしているんでしょ!』ということになる。
会話の途中でちょっとした冗談とか『それは絶対にないよね』というたとえ話などで軽く笑うことが(日本人どうしなら)あると思うのだけど、オットの反応を見ていると、タイ人との会話の中ではそれは相手のことを見下した笑いだと捉えられるようで、そのへんの加減がヨリミチにはまだ解らない。
なのでもしもここで笑って『そんなことないよ〜(怒っていません)』と言ってもオットには『たくさんオーダーをした僕のことを能力不足だと思っている』というふうに受け取られる可能性が高く、そういう裏の裏を読んだストーリーもヨリミチの無表情に輪をかけることになった。
結局万頭ひとつは持ち帰り、餃子の殆どはオットが食べることで解決したのだけど。

でも怒ってもいないのにこちらの顔を見て『(その顔は)怒っている』なんて言われたらそれが不機嫌になる原因になるのだけど、タイ人にはそれが分からないのかなぁ。

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