チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

猫に椅子?!

ヨリミチの生活もまた日本でということになり、次の渡タイは未定ながらもいつでも行ける状態になり、コロナ禍とは違った気分で過ごせることになった。
日本にいるときは日本でできることを、そしてタイではタイでしかできないことになるべく目を向ける、という感じ。

そんなわけでまた友人宅に出向き、猫と戯れ・・・ではなく、友人のドール服製作に寄り添う。

そんな日は作業部屋にヨリミチが座る椅子を出してくれるのだけど、あるときから椅子を猫に狙われるようになった。
というか、その猫は自分のことを猫だと思っておらず、多分自分を人間だと思っているので人が座るところに座りたくなるのだ。
ヨリミチが椅子に座っていると膝に猫が座ることがあり、ヨリミチはそれでも問題ないのでそのまま友人の作業を手伝ったり質問に答えたり説明をしたりする。しかし友人が自主練をしているとき(ヨリミチが行かない日)は猫は友人の膝に乗りたがり、それだと針や鋏やアイロンや、ときにはミシンが凶器になる可能性があるのでとても危ない。でも猫は同じ家にいる他の猫と遊ぶより、人間に絡みたいのでいろいろとちょっかいを出してくる。
なので友人は自主練のときは猫をその部屋に入れないようにしているとのこと。

ところが先日ヨリミチが行ったときに、部屋に椅子のような物が3個あった。
ひとつはミシンがある机に、背もたれ付きの物。
ひとつはヨリミチが座るスツール的な物。
もうひとつは小さなカラーボックスを縦に置いたような物。

『?』と思っていたら友人が『これは猫用』と言う。
椅子と同じくらいの高さの箱をあたかも椅子のように並べておき、そこに猫が乗って満足すれば作戦成功ということ。

すると・・・

大成功。

猫はその高さで友人の作業を見守り、自分も作業の輪に入っているような気になっているらしい。
しかし残念ながら猫は猫。
他の猫がドアの向こうに来るとそちらが気になるようで、ときどき唸り声をあげたりする。
でも自分用の椅子(?!)には満足しているようで、そこから動こうとはしない。
というわけで、これからもヨリミチが友人の家に行くときにはその箱・・・ではなく、猫の椅子(!)も準備されるのだろう。

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