チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

秘密にするのが難しい

この何日間かちょっとした手術のためにヨリミチの母は入院している。
ヨリミチは同居人だし実子なので通院に付き合ったり(付き添ったり?)入院・手術の同意書にサインしたりしている。
母は母で次女(ヨリミチの妹)には心配をかけまいと通院のことを敢えて伝えていない。
同居中の孫(ヨリミチの妹の子 = ヨリミチの甥)には最初は何も言わないでおくつもりだったのだけどさすがに入院となると家を空けることになるのでサラッと伝えたようなのだけど、『お母さん(ヨリミチの妹)には内緒にしておいてよ』ということを言ったのか言わなかったのか、それとも甥が口を滑らせたのか、たまたま妹から甥に用事があって電話をしたときに『おばあちゃんは入院してるから』と言ってしまったようで、妹からヨリミチに『お母さんは〇〇の手術で入院してるんだって?』というメッセージがあった。
が、それは他の件の会話の途中に挟み込むような状態で聞かれたことなので、ヨリミチは『うん、そう』程度の返事で済ませた。

そして事情により最短のスケジュールでの退院ができなくなった母から電話がきたので『妹から入院のことについて聞かれたけど最近お母さんは次女と連絡取った?』と本人どうしの情報レベルを確認しようとしたら、母のいる場所では電波が不安定でヨリミチからの言葉が全部伝わらないようで会話にならず、電話を切った。

そもそも母は変なところで気を回そうとするから物事が中途半端な状態になったり、気を回したつもりが余計なことになったり、通常が明け透けに近い人なのでおかしなことをしようとすると変なことになるのだ。

今はスマホとか LINE とか、昔にはなかったツールがあるので個人が得たり発したりする情報量は何倍にもなっているので根回しや対策も増やさないといけないというのに、そのへんが甘いというか。

それに甥は18歳という実に微妙な年齢で、去年までなら未成年だったけれど法律により突然大人にならされてしまった世代。身分も学生なので、イマイチ大人という感じがしない。なのでサラッと伝えるだけで良いのか、あれこれ伝えて『これは全部ここだけの話ですよ』とするべきなのか、そのへんも難しい。

 

妹は早合点をしがちというか、感情が先に出るタイプというか、そういうところがあるので母には『次女が大騒ぎしないように』という気づかいがあるのかもしれない。と同時に末っ子はいつまで経っても末っ子なわけで、『下の子には心配をかけさせたくない』という心理があるのかもしれない。

が、妹だって既に立派な大人なのだし子ども(母にとっての孫)も複数人いるのだから、いい加減1対1の大人としてドライに付き合ったらどうなの?と長女のヨリミチは思うわけで。

 

まあ、来週には母も家に戻ってくるはずなので、このモヤモヤも晴れる・・・だろう。

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