チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

3代目の登場

数ヵ月前にホームベーカリーの音が気になるということで買い替えることになったヨリミチ実家。
しかし本体とパンケースの接続部分を掃除したら音が軽減したので古い物を引き続き使っていた。
(↓ホームベーカリーを買った話)
https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/03/10/211321

ホームベーカリーなので捏ねの工程では音がするものだし、私としてはホームベーカリーからする音よりはそれを置いてあるテーブルのネジが弛んでいるので必要以上にホームベーカリーの土台が揺れて、そのせいでテーブルの上にあるものが落ちやしないかと、そちらのほうが気になっていた。
気になっているならネジを締めれば?という外野の声が聞こえないでもないが、高齢の親と暮らす者としてはどこまでを見守り、どこから手を貸すかという気持ちの上での線引きがあり、まだ見守ろうというレベルだったのだ。


ホームベーカリーは使うたびにモーターなどに負担がかかるわけだし、そういう意味ではわかりやすい消耗品とも言え、長い目で見れば定期的な買い替えが必要な家電だと思っているので、使っている物が故障したときのために同じ機種を買って納戸に入れておいた。

それが先日、めでたく(?!)世代交代のときを迎えた。

母がパン釜に材料を入れ、どのくらいの時間が経ったのかわからないけれど、明らかに『捏ね』の途中で中の羽根が回転しなくなってしまった。その直前にブーーーンというか、ウーーーンというか、鈍~い音が響いたのでそこが寿命だったようで。たしかチェンマイの初代もそんな感じだった。

母はやや慌てた様子で蓋を開けてみたりスイッチを押してみたりしたようで、私が呼ばれてそこに行ったときにはいろいろなものがリセットされていた。

で、母が『これ(捏ねている最中のパン生地とホームベーカリー本体)どうしよう』と言うので『釜の中身は無事なんだから、新しい本体にそのまま入れればいいんじゃない?ただ捏ねすぎたパンになっちゃうけど』と言って3代目の本体を箱から出して捏ね中の生地が入っている釜をセットした。
そしてスタートボタンを押した。
その前に母は弛んでいたテーブルのネジを締めた。めでたしめでたし。

先ほど停止した2代目で何分捏ねていたのかはわからないけれど、とにかくその時間分長く捏ねたパンが焼き上がり、美味しいとは言い難いけれど食べられなくはないものになった。

翌日になって母が『内釜も新しいのにしないの?』と言うので、釜はそのまま使って、いずれテフロン(っぽいもの)が剥がれてきたら新しいのを出そうよ、と返事をした。内釜は何年か前に買い換えた物で、きっとあと4~5年は使えるはずなので、それから3代目の本来の内釜を使えば内釜も本体も同じようなタイミングで寿命が来るのではないかというのがヨリミチ的予想。
そうなったらまた同じ機種を買うか、その頃には今とは生活スタイルが変わっているかもしれないのでその生活に合った機種にするか、それはそのときに考えればよいだろう。

このホームベーカリー、メニューボタンが17番まであっていろいろなことができる。

のだけど、母の場合はほぼ1番しか使わない。
というのは『1. 食パン』のメニューであまり失敗がないどころか、なぜかだいたいうまく(上手く・美味く)できてしまうから。
母の友達でもホームベーカリーを使っている人がいるのだけど、うちの母が焼くパンのほうが美味しいのだとか。それは複数人からの意見なので、お世辞でもなさそう。
ヨリミチ実家はごくごく普通の昭和感漂う家庭で、買い物も近所の西友。そこで調達できる材料で『1番』のボタンと『スタート』を押すだけ。
これから10年くらい、この3代目の『1番』と『スタート』にお世話になります。

そして内釜も出番を待っている・・・。

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