チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

諦めて買い物に走る

前回のタイ行きの直前は仕事や家のことやらで身体がひとつでは足りない状態になり、かなり睡眠時間を削ったし、自分の用事の予定は立ててあったのだけど家族からの頼まれ事(力仕事みたいなことなど)が予想外に多く『そんなこと自分でやってよ!』とは高齢の親には言えず、そちらに取り掛かかると自分のことが片付かなかったりして、あまり気分の良い出発にはならなかった。

実は今回も『10月には○○をして、それから△△もして、』という考えはあったのだけど、1件目の課題(!?)の最中に『出発前には第1課題すら終わらないかもしれない』という予測ができてしまった。『かも』というのはなりふり構わず取り敢えず完成だけを目指せば作業を終了することはできるだろうけど、満足のいく質にはならない可能性がある、ということ。
もちろん『完成』は大切なことではあるけれど、後々『もっと慎重にやっておけば良かったな』と思いそうなので、今回は諦めることを選択した。

そして『買い物に走る』と言っても運べる荷物の量には限りがあるのでその範囲で、ということになるのだけど、最近のオットのリクエストはかなり具体的で『それっぽい物』だと不満に思われることがある。というのは、タイでも DAISO がメジャーになってしまったので、『チェンマイの DAISO にあるんだから、日本だったら絶対にあるでしょ?』という話になるのだ。

でもヨリミチは普段それほど DAISO で買い物をしないので最寄りの DAISO でも結構うろうろしながら買い物をするし、DAISO だって店舗ごとに売れ筋商品は違うわけで、オットの思い描いている物がヨリミチの行動圏内の DAISO にあるかどうかは行ってみなければわからない。
そしてそういう頼まれ物がある状態では自分の課題は進まないというのがこれまでの学びとしてあるので、自分の『やりたい事』はある程度切り捨てて、なるべくオットの希望を叶えられるように行動することにした。
で、オットからのリクエストは歯みがきなどの中身を無駄なく使い切るためのチューブ巻き取り器。前回は行った店舗に1つしかなく、しかもヨリミチが想像していたのはただ巻き取るだけの物だったのだけど、そこにあったのは巻き取り部分がスタンドになるという少し大きな物だった。まあ、これしかないのだからこれを買うしかなく、そのスタンド式の物をオットに渡した。
するとオットはそれを結構気に入って、またいくつかほしいと言うので近場の DAISO に向かったが、なぜかそのときも1個しかなかった。でも出発まで日数があったのでその日は買わず、『この店舗で買える』ということを確認するだけにした。
そして出発3日前。
オットから着信があり、2軒先の奥さまが『100円のお店で買えるという靴下を大量にほしいと言っています』と伝えてきた。
奥さまの友人が日本で買って来たという暖かい靴下を気に入ったので、自分と他のお友達の分も含めて24足というリクエスト。お金は払うので、とにかく数がほしいらしい。
ヨリミチはその奥さまなら必ずお金は払ってくれると思ったけれど、そもそもそのお目当ての靴下が最寄りの DAISO にあるかどうかなんて分からない。しかも既に夜だったので、残された時間は2日間。
オットは奥さまからの画像を2,3枚ヨリミチに送ってくれたけれど、大きさとか質感が解らない。
なので別の角度からも何枚か写してほしいとお願いし、その日は終わった。
そして翌日。
オットからの依頼の品のこともあるのでまずは最寄りの DAISO へ。
果たしてその靴下はあるのだろうか。
前夜に追加の画像ももらったけれど、DAISO に通い慣れていないヨリミチはそれが季節商品なのか通常商品なのかがわからず、『暖かい靴下なら季節モノかな』と思ってそちらを物色してみると、似ているけれど違う物しかない。

まあ、足を暖かくするという目的は同じだけれど、ちょっと好みによるかなぁ、という感じ。
なので下着類があると思われるコーナーに行って、靴下を探すと・・・

あったことはあったのだけど、あるのは10足。しかも黒だけ。
なので店員さんにもっと在庫はないのかと訊ねたのだけど、この商品は残2にならないと発注をかけない商品なのでストックもないとのこと。
でも取り敢えずそこにある10足を買い占め、それとオットのチューブ絞り器を3個買った。

そして昼食後。
他の用事もついでに済ませられることに気付いたので駅前の100均に行くことにした。
まずは DAISO ではない100均に。
そこは靴下自体の扱いが少ないのか、目当ての物の類似品も見当たらなかった。
なので本命の DAISO へ。
すると先ほどの DAISO と同じ靴下がかなりあった。そしてグレーも8足。グレーなんて、なかなか良いんじゃないの?と思ったけれど、それは個人的な感覚の話で、奥さまが見本で画像を送ってきたのはカラシ色。うーん、カラシ色が欲しいのだとしたら全然違うんだけど、どうしよう。
ということで、オットに電話。
そうしたら取り敢えずグレーを8足と黒を6足買って、先ほど購入した10足と合わせて24足にしましょう、ということになった。もしも奥さまが色が気に入らないので要りませんというふうになったら、オットが少し自分で使って、あとは友達や必要な人に配ります、ということにするとのこと。
その結果がコレ。

何とか希望の数を揃えることができて良かった。
ヨリミチの母はコレを見て『こんなにどうするの!?』とビックリ仰天していたのだけど、理由を話したら『そういうお付き合いは大事よ』と理解を示してくれた。

そしてチェンマイに到着した翌日に他のちょっとしたお土産とともに持って行ったら早速奥さまは『友達のところに行ってくるわ!』と行って自転車で出掛け、30分もしないうちに戻って来た。
奥さまは自分の分を4足くらいキープしていたと思うのだけど、あとは全て安く譲ったようで。やはり DAISO商品だと言うと人々の食付きも違うらしい。それに今は円安なので100(+税)円の物は24バーツくらい。チェンマイのDAISOでは100円商品は60バーツで販売しているので半額以下。
こんなふうなら『ヨリミチさん、お願い』ということにもなるよね〜、と思った次第。

それと、靴下を買うついでにオットの2番目のお姉さんにもダイソー土産でキッチンスポンジ。

食べ物や衣料品だと好みがあるけど、こんな消耗品なら気に入らなければさっさと使って捨ててくれればOKなのである意味お気楽。

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