チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

初めて逢えた植物

3年半ぶりのチェンマイ滞在で、楽しみにしていたことがあった。
それは、コロナ禍に突然現れた笹蟹百合(ササガニユリ = SPIDER LILLY)の実物を見ること。

昨年突然ニョキニョキッと出てきたもので雨期にしか咲かず、しかも花持ちが悪いし先月に咲き始めたので、ヨリミチが行っても葉っぱだけ愛でることになると思っていた。

それがチェンマイに着いてからすぐに2本目の花芽が出現し、8個の花は順番に咲いた。

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多分1本の花芽には8個の蕾が付くことになっていて、花芽があれば花は8個咲くのだ。
でも同時に開花するのではなく、ひとつずつでもない。2個が同日に開花というパターンはあるけれど、開花のタイミングは夜とか朝方とか昼間とかは関係なく、その花のタイミングがあるようで。
たしか去年は花芽は1本で、花が咲いていた期間は短かった。1週間からせいぜい10日でお花の時期は終わり。
なのでそのつもりで『笹蟹百合が無事に根を張ってくれていればいいわ』くらいに思っていたのだけど、2本目の花芽があったので毎日楽しみだった。
で、ある日1つ目が開花して、日々の変化を観察していたら

ヤモリが涼んでいたり


次の花芽を発見っ!

というか、花に気を取られて何日間かは3本目の花芽に気付いていなかった。
この花芽も順調に育ち、また順々に開花。

チェンマイ滞在の最終日には蜂らしき虫も来た。なかなか良い傾向かも。

花だけ見ると線が細くて頼りなさげなのだけど、かすかに百合の香りもするし、その仄かな感じが丁度良い。

今から来年が楽しみ。

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