チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

タイの政府はレジ袋廃止を推奨しているが・・・

タイでは2020年になったと同時にレジ袋を廃止する商店が多く、セブンイレブンでも通常の買い物では会計後の商品を袋に入れてくれなくなった。
それに先駆けて(?!)昨年の夏あたりから、セブンイレブンのロゴ入りの袋が姿を消し、、、というか、袋からロゴが消え、というほうが正しいのかもしれない。そう、半年くらいは無地のレジ袋を使っていたのだ。
前国王が逝去した際も、セブンイレブンはいち早くロゴの色を黒にしたし、国の政策の先を読んで行動に移すところは素晴らしいと思う。

レジ袋廃止については、だいぶ前から政府の発表があったのだけど、一般市民は『本当にそうなるの~ぉ?』というような雰囲気でいたので買い物袋(エコバッグとかマイバッグと言うべき?)持参でコンビニに行く人は少なく、年明け早々にセブンイレブンに行ったら大変な目に遭っている人を目撃してしまった。

商業施設によってレジ袋を出すか出さないかはまちまちで、チェンマイに限っていうと、以前から袋を出さないmakro(会計済みの品物をカートで駐車場に運べるが、ドアの手前でレシートとカートの中身をチェックされ、スタンプをもらう)、曜日や日にちで『No plastic bag day』を設けて段階的に買い物袋持参に移行させたBig-CやTOPS market、少量買いの人には袋を出しません、というレジを設けていたTESCO LOTUSなど、大手の商業施設はレジ袋を控える動きはあった。
だけどその中に入っているテナントなどでは今でも以前と変わらずレジ袋を出してくれるところもある。

政府の方針は、それはそれで良いと思うけど、守っている団体への報奨とか、守らない団体への罰則があるのかどうかは不明。
レジ袋がないということは商品を個人の袋に入れてお店を後にするわけだけど、政府への尻尾振り振りでレジ袋を廃止した店舗ではルール作りが追い付かず、万引きも多発しているんじゃないかと思うのだけど。
レジ袋を廃止にしたことでのコスト減と、警備にかかる経費、遺失商品分の損失のデータを見てみたい。

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