チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

魚と引っ越し

オットは仮住まい宅から自宅に戻って生活を始めており、友人に車を出してもらって衣服や家具類も無事に運ぶことができたとのこと。
もともとはそんなに大きな家具を仮住まい宅に運んだのではないのでそれを元に戻すだけなら自力でどうにかなったはず。
だけれども大家が不要だという背の高いアイアンシェルフだとかIKEAのテーブルやプラスティックの引き出し収納をいくつか引き取ることになったので友達の応援が必要になったわけで。
でもオットの家からはリノベーションの際に作り付けの古い棚がかなり撤去されているのでそのような家具類は有効活用できそうな気がする。

それはそれとして、ヨリミチがまだ仮住まい宅にいたときに家の裏に鉢を見付けて、それを使ってグッピーとか観賞魚を飼うことになった。
その魚たちもオットに引き取られてお引っ越し。
オットが自宅に戻るに当たり、魚をどうしようかという話になったときにオットは『鉢は大家の物だから僕達は新しい鉢を買わないといけない』と言っていたのだけど、大家は『鉢ごと持って行って!』と言ったようだ。
そもそも鉢は大家のお父さんが何かに使っていたのだろうし、お父さんが亡くなった後は鉢を使うあてもなく取り敢えず裏に置いてあるという状態だったので我々が使えたわけだし、大家は不要な物を自分の視界から消したいタイプなのでシェルフやテーブルと同様に『そっちの家に持って行ってくれれば助かるわ』みたいなことなのだろう。

オットはオットで自宅にあった古い物干し台や靴箱を工事屋さんに引き取ってもらったので懸念していた『鉢をどこに置くか問題』はすんなりと解決し、直射日光は当たらないけれどもそれなりに明るい場所が魚の場所になった。

この魚たち、最初は市場でグッピーを20匹購入した。(が、実際には18匹しか袋に入っていなかった。)

ヨリミチはグッピーなんて飼ったことなかったし、しかもタイでとなると日本でのセオリーが通じない。なのでしばらくはグッピー18匹で様子を見ようと思ったのだけど、数日後にはオットが『他の魚も飼いたい』などと言って金魚みたいな3種類の魚20匹くらいと新たなグッピー5匹を迎え入れた。

魚の飼育はまあまあうまくいって、ヨリミチがいる間に全部で100匹くらいになった。
それからも順調に(?!)増えているようなので、今ではどのくらいになっているのかわからないのだけど、とにかく全員で引っ越せたとのこと。

で、オットが言うにはグッピーが全部色が黒っぽくなってきたとのことで、多分飼い方(環境)に原因があると思うのだけど、尻尾やヒレの光る部分が少なくなってきたようで。
最初に市場で買った20匹は雄雌を分けて管理されていたので繁殖も計画的にされていたのだと思う。なので黒っぽい個体もいたけれど、赤とかオレンジなどそれぞれがはっきりと違う個体というふうに認識できた。

しかし次に買った5匹は町の金魚屋さんみたいな店で、雄雌や色など全ての区別はなく、『グッピー』で纏めて水槽に入れられていた。
それで色もあまりはっきりしておらず、お店の人は『纏めて飼っているうちにみんな同じみたいになっちゃったんだよね』と無責任な発言。まあ、それがタイらしいと言えばタイらしいのだけど。
だけど笑えることに、その『謎の5匹』を入れた鉢がいちばん初めに稚魚が発生して(卵があることに気付かなかった!)、物凄い速さで増えていった。

でも今回の引っ越しを機に、グッピーは1鉢に纏めたとのこと。
そして先ほどの『全部黒っぽくなってきた』というオットの報告に繋がるわけで。

本格的に観賞魚を飼う人は水槽をきちんと魚の色別に分けて管理するのだと思うけれど、我々はそこまでしていない。
でもメダカは住んでいる環境によって身体の色を変えるという説があるようなので、もしかしたらあのグッピーたちも鉢の壁と水草の天井で暗~くなったところに住まわされているからみんな黒っぽくなってきたのか・・・?

今度チェンマイに行ったら白っぽい鉢を買ってグッピーを何匹か移してみようかな。

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