チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

実習前に手入れ

今日は友達のミシン作業の日で、いつものごとく駅で友達の車に拾ってもらう。

で、友達の家のミシン部屋に入って『本日の課題は~』となるわけなのだけど、まず『そろそろ下糸が終わりそうなんだけど、これ(今ある量)で足りる?』という質問。
今日の課題の手順だと、細かいパーツを縫うことからなので、いくつかはその量で縫うことができる。というわけで、できるところまでそのボビンの糸で進めることにした。

 

しかし!

『下糸を巻くところの奥に糸が絡まってるみたいで・・・』と打ち明けられた。

すぐにそこを使うわけではないけれど、数十分後にはその機能を使う。

なのでその前にどうにかしておきたい。

が、糸が絡まっているのはボビンをセットする金属棒にボビン受けの皿が嵌まっている狭~い部分。

しかも糸は皿の下に絡まっているので全容が見えない。

辛うじて見えるのは5mmくらい飛び出ている糸端。

それを何かで引っ張り出したいのだけど、そこに到達できる隙間は2~3mm。

ということで、もしかしたらヨリミチの化粧ポーチにあの毛抜きが入っていればそれを使えるかもしれない!と思った。

あの毛抜きというのは、毛抜きのわりには結構なお値段がする、買うときに長らく考えた(ヨリミチの中では)特別な毛抜き。

しかしポーチにそれが入っているかどうか、記憶が定かではない・・・。その毛抜き、しばらく使っていないので、ポーチに入れてあるか引き出しにしまってあるか覚えていなかったのだけど、ポーチの底で眠っていた。

右手で持った毛抜きを僅かな隙間から差し込んで糸端を挟み、左手でミシンの金属棒を右や左に回して地道に糸を引っ張り出すことにしたのだけど、どのように絡まっているのかが見えないのでかなり大変。

でも少しずつ糸が出てきて、5センチくらいの糸が引き抜けた!

が、奥を覗くとまだぐるぐる巻きになっている糸が・・・。

それは毛抜きでは掴めない位置だったので、隙間から針を差し込んで引っ張り出した。

するとさっきの糸よりも存在感がある。

でも糸端が出てきたので毛抜きで掴み、金属棒も動かしながら糸を引くと、どんどん引ける。先ほどの5センチなんて比ではない。どんどんどんどん引っ張り出したら40センチくらいの糸が出てきた。

 

どうやらこれで全部らしい。

まさかそんなに長い糸が金属棒に巻き付いていたとは思っていなかったのだけど、巻き付いた状態でも一応ボビンに糸を巻くことはできたので見てみぬふりをして過ごしてしまっていたら、その巻き付いた糸にミシンの油が染みたりして完全に動かなくなってしまったかもしれない。

その前に解決できて良かったし、友達は『自分の手に負えなかったらミシンの修理屋を呼ぶところだった』なんて言っていたので、その費用もかからずに済んで良かった良かった。

ヨリミチとしては『ゾーリンゲン、でかした!』という感じ。

 

そして本日の実習で完成したのは、お人形の袴。

着々とワードローブが増えている。

(↑今日の監督?!)

 

 

 

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