チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットが奥さんでヨリミチが夫?!

オットの自宅のリフォームがようやく終わり、掃除や片付けも一応は落ち着いた。
この状態になるまでヨリミチが到着してから1週間。
追加の工事はおもにキッチンの天井だったのだけど、この家の洗濯機は台所に置いてあるので洗濯ができなかった。

オットは下着も服も充分なストックがあるので2週間くらい洗濯をしなくても着る物に困ることはないが、ヨリミチはそうはいかない。しかも洗濯物(自分が脱いだ物)がそこに1週間もあるというのは環境的にかなりストレスで、早く洗ってしまいたいのにオットはそうでもないようで。
多分これは日本人とタイ人の差というかどこで生活してきたかという違いによる感覚の差だと思うのだけど、個人的に汗かきだというのもあるしずっと日本で生活してきたヨリミチは、湿気を含んだ布を放置しておきたくない。しかしタイで生活してきたオットは脱いだ物はハンガーやカゴの縁に掛けて風を通せば問題なし、という感じ。
で、オットはヨリミチが来る数日前に洗濯をしたようなのでまだ洗濯のモチベーションが上がっていなかった。
しかも工事のために洗濯機の位置を少し動かしたようで、水道に繋ぐチューブが抜いてあった。

なのでヨリミチが洗濯をしたいと訴えたらオットは『それじゃあ新しいチューブを付けないといけません』と言う。
オットによると古いチューブは中のパッキンが壊れたとかで、もう使えないらしい。なのでホームセンターでチューブは買って来てあり、それを取り付けなければならないのだけど、オットによるとそれがとても難しいとのこと。
そう言われても、取り付けないことには洗濯機がただの巨大な置き物になってしまうので、どうにかしなければならない。
それにオットだってチューブを買って来たのだから、『取り付けない』という選択はないはず。

だけどオットは面倒くさそう。
でも取り付けなければ買って来たチューブの意味もなくなってしまう。
オットによれば、前のときに工事屋さんと一緒にチューブを取り付けたのだけど、四苦八苦しながらかなり時間が必要だったらしい。工事屋さんと作業してソレって、どんなに難しい作業なのー?!
でもやらなければならない。

というわけで一度は同じ物を取り付けたことのあるオットに任せ、ヨリミチは助手にまわった。
すると闇雲に水漏れ防止のテープをぐるぐる巻きにして、4本あるネジを均等になるように締めた。
そして蛇口と洗濯機本体に然るべきパーツを取り付け、開栓。

すると蛇口に取り付けたパーツから漏水。
それを見てオットはパーツを取り外し、先ほど巻いたテープの上から更にテープをぐるぐる。
そして再び蛇口に取り付けるのだけど、状況は変わらず。
しかもどこが漏水箇所なのか特定できないようなテープな巻きようで、ヨリミチはイライラ。
もう、私にやらせて!ということでまた問題のパーツを蛇口から取り外し、テープを全部剥がしにかかった。
こういう物は必要最小限でやらないと。
なので絶対に必要な位置だけに5重くらい巻いてみた。
そしてパーツの取り付け方も、仕組みをよく見てみたらオットのやり方よりもその逆のほうがしっかり締まりそうなことが判った。

というわけでヨリミチなりに検証した手順で取り付けたら、どうやら間違いではなかったらしい。
オットは工事屋さんとやった方法で取り付けたと言っていたので、工事屋さんのやり方がイレギュラーだったのか、それともオットの記憶がちょっと違っていたのか。まあ、後者だとは思うけど。
どうにかパーツは取り付けられ、ようやくチューブで蛇口と洗濯機が繋がったので洗濯ができることになった。

めでたしめでたし。
しかしこういう作業って、旦那さんのほうが得意なものではないの?!

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