チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

お礼を言いに行かなくて正解

ヨリミチがチェンマイから発つ日の朝。
オットが門扉の取っ手にビニール袋が掛かっているのに気が付いた。
中身はマファイ。

何週間か前に市場で見掛けて、帰宅してからオットに『マファイってどんな味だっけ?』と聞いたら『なんで市場で買わなかったのっ?!』と怒られた果物。
いや、別に私は食べたくて聞いたわけではなくて、単純に『皮を剥いたらどんな中身のフルーツだっけ・・・』と思ったから聞いただけで、聞いたからって食べたかったわけではない。
そのへんはタイ人と日本人で思考が違うのかな、と思うのだけど、日本人のヨリミチとしてはその日は他にも果物を買ったからもう果物は充分で、マファイまで買ったら食べきれない分が出るか、無理矢理お腹に詰め込んで味を楽しむ事ができないか、というのが想像できたのでマファイを買わなかった。
一方、タイ人のオットは『食べきれなかった分は捨てる』という流れに慣れているので『気になるなら買えば?』という考え方。
どちらにしても、もう家に帰って来てしまったのでマファイはお預けで、しかもヨリミチの帰国が決まっていたので『マファイは出回る時期が短いから、来年まで食べられないかもね』と言っていた。

なのに帰国するその日にマファイ。
だけど誰が門扉に付けてくれたのか判らない。

でも昭和なご近所付き合いがある住宅地なので、ありがたくいただく事にした。
きっと2軒先の奥様が届けてくれたのだろうから。

という事で、ヨリミチとオットは甘酸っぱいマファイを堪能し、『市場で買わなかったけどご近所さんに以心伝心したね〜』みたいな事で落ち着いた。

そしてヨリミチが日本に戻った3日後、オットから LINEメッセージが来た。
『(あの日は)向かい側の家のおばあさんがマファイをくれました』と。

そう言えばお向かいさんにはその前日に『ヨリミチは明日日本に帰ります』と話したので、おばあさんは旬の果物を用意してくれたのかもしれない。

普段は2軒先の奥様がいろいろお裾分けをしてくれるのでそちらの可能性が高いと思っていたのだけど、勝手な思い込みで2軒先のお宅に『マファイをありがとうございました』と言いに行かなくてよかったね〜、とオットと言った。
危ない危ない。

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