先週の金曜日、オットは日本人のお客さんを迎えに空港に行った。
この日のオットの予定はそのお客さんと会ってから、打ち合わせとか追加の予定が入るという可能性があったので、場合によっては帰りは遅くなるだろうと思っていた。
ところが!
物凄く早く帰って来たのでヨリミチはびっくり!
まさかオットが帰って来たのだとは思っておらず、フェンスの開閉音も隣とか向かいの家の音だと思っていた。
その時ヨリミチはレーズンパンを仕込んでいて手が離せなかったのもあってフェンスの音が何だったのかを確かめに行かないでいたら、オットが台所の窓の外からこちらを覗いた。
そこは日本で言うところの勝手口の横で、道路からは見えない位置なので家族でなければ泥棒くらいしか来るような場所ではない。
そこに人の頭がニュッと出たので思わず『ヒャ〜ッ!』と変な声をあげてしまった。
まあ、オットだったのでいいのだけど。
で、オットは玄関に戻って家に入ってきたので『どうしたの?ずいぶん早いけどお客さん来なかったの?』と聞いてみたら、当たりのような外れのような、変な返事。
オット自身も『こんなの初めて』みたいな事を言っていた。
そもそも飛行機の到着が予定よりも30分も早まって、そこから騒動は始まったらしい。
オットが事務所を出発したのは飛行機が着陸した頃だった。
そして空港の到着エリアに行くと、同業他社の先輩が。
なので挨拶をして一言二言の会話をしたら、偶然にもお客さんの苗字が同じ。
それでオットが『え?』と思って念のために下の名前を聞いてみたら、そちらも同じ。
そして日程は・・・同じ飛行機で帰るらしい。
これはおかしすぎる!と思ったオットは事務所に電話をして、現場で起きている事を報告したら、何とオットの会社で受けた予約は早々にキャンセルされていて、同業他社に乗り換えられていたという事が発覚。
結局、事務員さんがキャンセルを受けたもののそれを処理するのを忘れてスタッフを出動させてしまったという事。
しかも到着が早まったので大急ぎで空港に向かわせるという。
なのでオットの行動は空振りに終わり、あんなに急いだのに急ぐ必要がなかったとか、お客さんが到着ゲートから出て来る前にスタンバイできたのに実は自分は必要なかったとか、いろんな思いが渦巻いてかなりモヤモヤしたらしい。
その日の天気もオットが嫌いなどんよりした曇り空だったし。
そんな話をひとしきり聞かされ、気分をすっきりさせたいから散歩に行きたいというオットに付き合って近所を歩き、レーズンパンは過発酵となってしまったのだけどそのまま焼いた。

ま、いろいろ不運はあったのかもしれないけれど、13日の金曜日と言う事で、深く追求するのはやめよう、とオットに言った。
何(か理不尽な事)があっても、ここはタイだし。
そして大きく膨らんだパンは日が経つとシワシワになるのね・・・。

