昨年買ってチェンマイに持って来たムラヨシマサユキ氏の本に載っている大きなプリンを作りたくて、生クリームを買った。
ヨリミチが払っても構わなかったのだけど、なぜかオットはスーパーマーケットなどで買い物をする時はヨリミチの分も払ってくれる。
でもこの生クリームを買った時は『えーっ、ちっちゃい(200ml入りの紙パック)のに125バーツもするの〜?』と不満げで、それならヨリミチに払わせれば良いものを、文句を言いながらも払うという状態で、そんなふうではこちらも良い気がしなかった。
で、その生クリーム、他のお店でもそうだったのだけど製造年月日が結構古い。輸入品だから仕方ないのかもしれないけれど、どうしてそんなに古いのか、理由がよくわからない。
オットの不機嫌はその『古い』という事も理由のようで、『早く使わないと腐っちゃうかもしれないから(自分では使い方が分からないので)すぐ使ってよっ!』と何度も念押しをされた。
そして卵も翌日に30個のケース買いをしたので準備万端。
レシピには鞘入りバニラビーンズが入っているのだけど、コスト面の理由や以降も同じレベルの物を作り続ける事ができるようにバニラは使わない事に。
そしてオットは『あれ(生クリーム)は全部使うでしょ?』とまるで全部使わないと許さないような勢いで聞いてきたのだけど、実際に使うのは50ml。
つまり全部使うとなると4倍量のプリンになってしまう。
それはいくらなんでも多すぎるので『最初は試しに少しだけ作るよ』と言って、『美味しかったら次にたくさん作るから』とオットをなだめた。
というわけで、かなりシンプルな材料でプリン作りをスタート。
型は iwaki のパウンド型なので、それがプリン液に対して大きいのか小さいのか分からなかったのだけど、結果小さく、他の容れ物で対応。そちらはカラメルなし。

手順はそれほど難しい事はなく、ただオーブンに入れておく時間が長いので、完成までには時間がかかる。
焼けても冷ます時間が必要だし、それから冷蔵庫に入れて冷やしたり。
作ってすぐに食べられる物ではない。

で、今日オットと実食。
味見はしなかったので、ヨリミチも初めて食べてみる。


・・・が、食べようとした時に他の場所でちょっとやる事があってその場を離れたら、オットが言った。
『おいしい!これ、プリンみたいだね♪』
って、それ、プリンです。
ちょっと日本を知っているオットは『プリン』という言葉を知っていた。プリンも食べた事があるのだろう。
生クリームに対してあれだけ文句タラタラだった男が、完成品を口にした途端に『美味しい!』だなんて。
生クリームを使ったから美味しいんですっ!
それにしてもオットが『プリン』を知っていた事にびっくり。
プリンなんて知らないと思って、ヨリミチはずっと『PUDDING』とか『モーゲーン(タイ式プリン)みたいなお菓子』と言っていたので。
『プリンみたいだね』はすごく衝撃だった。
