チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

原因はわかったけれど

チェンマイの家で午前中に時間がある時はタイ語の自主学習をしている。
ヨリミチはローテクなので本とノートを使って。
ところが何日か連続で、ノートに目をやると小さな虫がいる日が続いた。
その虫というのは日本の実家でも目にする事のある、薄暗くて湿気のある場所に出る虫で、名前は知らないけれど珍しくはない虫。
そんな虫がチェンマイの家にいるのは不思議ではないけれど、なぜノートの上に毎日出現するのか分からなかった。

が!
ある日、ついに見付けてしまった。
ノートを置いてあるテーブルにオットはお菓子や置物を陳列するのが習慣になっていて、お菓子は開封したら(食べかけの物は)冷蔵庫に入れるのでそれは疑う余地はなく、怪しいのはお米だった。
いつぞやに買った、寄付やお供え用の小分けパックのお米。
それがプラスチックのカゴに入れられてステキな状態でテーブルに置かれていた。
お米は2種類、それぞれ1袋で、高い方は密閉されているようで空気の出入りはない。
が、安い方は・・・そこここに通気用の穴が!
そして中には無数のあの虫が、日光とヨリミチの視線から逃げるべく、奥へ奥へと入っていくのが見えた。
これは〜〜っ!

取り敢えず虫がその範囲から広がらないようにお米の袋をそっとカゴに戻し、虫から遠ざけたい物を急いでテーブルからどかした。
それから隣の部屋にいるオットを呼び付け『これ!毎日虫が出て来たの!まだ中にたくさんいるからどうにかしてっ!!』と虫の始末を頼んだ。
ヨリミチとしてはもったいないけど両方のお米を捨ててもよいと思っていた。が、オットはそれらを外に出して天日干し。
そして無事な方は袋のまま冷蔵庫へ。
問題のあった方はオットが念入りに洗って炊飯。

・・・という展開で、洗い残しがあればまだ虫が付いているご飯が小分けにされて冷凍庫に入っている。
過去に虫が付いてしまったご飯で生活・・・と思うとげんなりしてしまうけれど、こちらでは蟻も時にはご馳走なわけだし、動物性たんぱく質だと思って食べるしかない。
でもああいう虫はアレルギー源にもなり得るので、そっちが心配。

で、あの虫が出現したテーブルまわりは洗剤を使って拭き上げ、未開封のお菓子は元の位置に戻した。

が、置物は椅子や棚の隅に避難させたまま。
ヨリミチは掃除に手間を掛けたくないので実家でも飾りたい小物はガラス扉のある棚に入れている。
なのにオットはそこらじゅうに小物類をごちゃごちゃと置くので着実に砂埃を浴びることになるし、そのわりには管理をしない。なのに『気に入っている物は常に視界に入る位置に置きたい』とのことで自分なりの定位置にいろいろな物を置いている。
でもこの虫騒動でヨリミチはテーブルから小物類を排除したのだけど、オットはそれについて文句も不平不満も言わない。
あの虫にオットも懲りたのかもしれないけれど・・・行き場を失った小物たちをどうしたら良いものか。

PVアクセスランキング にほんブログ村