今日は夕方からオットの娘が入っている霊園でミサがあり、この数日はスコールと言うには時間の長い雨が多かったので、事前の案内では『雨が降っていなければ霊園内で、降っていれば教会の中で行います』ということだった。
ミサに参加するのは墓地に入っている人の親戚縁者はもちろんだけれども教会のシスターたちも結構な人数で、高齢のかたも多い。
開始の1時間くらい前の空模様は曇りで、しかも真っ黒な雲も何割かある状態だったのでいつ降ってもおかしくないとヨリミチは思っていた。
なので急に降り出したときの対応が大変なのは想像に難くなく、てっきり教会内で行われるだろうと思ったら、まさかの外。
タイの天気予報は日本に比べると精度が低いと言われているけれど、それでも70%くらいは雨、と出ていたはず。
なのに外でやるなんて・・・。
途中、激しく雲が流れて5分くらい月が出たりもしたけれど、やっぱり雨が。
しかも降り出したらやまない。
もう、周りの人々はアーメンなんて言っているけれど、無宗教者のヨリミチとしては『雨〜』という感じ。
そしてタイ人は傘を差すのが下手なので隣の人の傘を伝って流れる水でこっちが濡れているのに『あなたの傘の角度が悪い』なんて言ってこちらの手を斜めにしたり、高くしたり。もう、そうじゃなくってあなたの傘の雨水が流れてるんですけどっ!
そして最後に神父様が人々に聖水を掛けにまわってくださるのだけど、もう既に天からの水でびしょ濡れ。
昨年はミサが終わっても名残り惜しくいろいろな人と挨拶をしたりしてしばらくそこで過ごしていたけれど、今年はする事をしたらさっさと退散、みたいな感じになった。
その頃には雨は小降りになっていたけれど、もう人々はお帰りモード。

我々もろうそくの始末をして早々に帰途についた。

