チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

出発前のドタバタあれこれ

今回、10月中にチェンマイに渡ろうと思っていたものの、実際に日にちを確定して航空券を買ったのは8月中旬。
それまで何度か予約サイトなどをチェックして、荷物をなるべく多く運べて時間帯が悪くなく(午前の成田発だと始発電車でも間に合わない場合がある)、乗り継ぎ時間も短すぎず長すぎない航空会社で・・・と選り好みしていたら、最安と思われる物よりも1万円くらい高くなってしまった。
が、LCC ではないので変更やキャンセル等の可能性は小さいだろうということで、安心感はあった。

ヨリミチはちょうど日本での仕事がピークの時で、しかも先方との認識の違い(なのか、あちらの戦略で最初に油断させておこうという事だったのか?!)で、ある時『それだけでなく、コレもお願いしますから』という話になっていて、想定よりも多くの仕事を抱える事になり、身動きが取れない状態になってしまった。
その先には久々に会える旧友との約束もあったので、その前後が徹夜作業になっても友達に会いに行こう!と思っていたら、運が良いのか悪いのか、大事なメンバーの都合がつかないことが判ってその約束はキャンセルになった。

それと、実家のネット回線は時期が来たら業者変更をしたいと思っていて、6月に問い合わせたままだった。
実家の場合、数年前にケーブルテレビと契約していて、その時にセット割を適用させるために架空の固定電話番号を付与されたり、それ用のモデムを保管する必要があったりしたのだけど、その当時とは状況が変わって以前から使っている固定電話の番号を登録できるようになったので、ネット+固定電話という契約をしているネット回線業者を継続して使うことにメリットはなくなったので解約する事にした。
その業者も、別に思い入れがあって使っていたわけではないし、むしろ事故のように契約してしまった感があって、ある時期が来たらさっさと解約したかったのだ。
ケーブルテレビ業者の方は、たまたま昨年ケーブルの点検か何かが発生して、その時にその業者のネットも使えるように契約を変更したので実家にはWi-Fiのモデムが2台ある状態だった。
それで両方の業者に6月に連絡を入れてみたのだけど、単なるネット回線業者の乗り換えよりも手間がかかるようだったので『仕事が落ち着く9月になってから本腰を入れればいいや〜』と思っていたら、9月になっても仕事に追われ、でもタイに行く日は迫って来るし、だけど解約・契約の話は親には任せられないし、という事で、自分で自分の首を絞める状態になってしまったのだけど、やらない事には始まらないので再び業者と電話連絡を取り、するとその2業者だけでなくNTTや他の回線業者とも必要な確認事項が出て来たり、予期せぬ3連休があったり(いや、コレは自分の認識不足だ!)、本当に時間との戦いという感じでヨレヨレになりながら手続きを進めた。
それが、解約する業者はやはりあまり質が良くなく、おそらく社員ではなく人員寄せ集めのコールセンターのスタッフが対応しているようで、説明内容もマニュアルの受け売りといった感じで全体像を把握した上でこちらに伝えるというふうでもなく、口調も言い切り型ではなく、なんとなくこちらに同意を求める感じだったり。話をしながら『こんな業者なら、やっぱり解約して正解!』と思いつつ、本当に大丈夫なんだろうか?と一抹の不安が。
それでもこちらの解約の意思は受け取っているはずだし、何度かの電話で何人かのスタッフ(コールセンターの?)と話をして、一応は進捗しているみたいだけど・・・。
でも電話の引き継ぎ契約をするケーブルテレビ会社の対応とは雲泥の差。
今回は固定電話番号の引き継ぎをするという事で両者で連携を取るタイミングがあるというので失敗はないだろうけど、ウチの電話、途中で行方不明にならないか?!

という時に、母のスマホの機種変更もする事になった。
必要に迫られているわけではないのだけど、それでも5年以上前に発売された機種なのでアプリによっては使えなかったり、作動が遅くなったりしているので、ヨリミチが不在の時にブラックアウトという事がなくはないかも。
なのでそれにも付き合って au ショップに行き、データの引き継ぎなどは自宅でする事にしたのでそちらでも時間がかかり、よく利用するスーパーマーケットのアプリを入れたり、不要なアプリはアンインストールしたり。
母本人はパスワードとかポイントカードとかアプリとか、カタカナ言葉にはめっぼう弱いどころか、そこに入れる番号の重要性も理解していないので然るべきところで入力するモノを覚えておらず、ヨリミチがパスワードの再登録なんかもしたりして。
一体誰のスマホなんだいっ!

そんな事を間に挟みながら相変わらずネット・電話業者の乗り換え手続きは進行していたのだけど、ある時固定電話が繋がらない事に気が付いた。
これはもしや・・・新たな業者の設置した線に繋がないとダメなのでは?
と思って電源とモジュールジャック(っていうのか?)を差し直した。
するとなんてことなく電話の発着信ができ、どうりで前日に母のスマホから自宅に電話をかけられなかったわけで、それは新しいスマホのせいではなくて固定電話(というか『サービス終了しました』のお知らせをしてくれない前業者)のせいだったという・・・。
数日前に新業者と話していた時に『固定電話の線の差し直しが必要になったタイミングで前業者から連絡が行くかどうかは解らない(通常当社ではしているけれど今回は前業者の業務の範疇、との事)ので、折を見て確認してみて下さい』と言っていたのはコレの事だったのか・・・。
つまり、前業者は(元)顧客が不便を感じようとどうでもいいというスタンスなのだな、と思い、やっぱり解約して正解!と思った。
これで新業者に固定電話は引き継がれたので、それまで持っていた架空番号用のモデムは不要となり、業者に返却する事になった。

これは回収に来てもらっても良いのだけどそれだと回収費がかかるし日時を決めるのにまた時間がかかるので、宅配便で返送する事にした。送料がかかってもそのほうが安くなるというので。すると早速送り先をショートメールで知らせてくれたので、その日のうちに郵便局に持ち込んで発送。
これでケーブルテレビ業者との手続きは完了した。

残るは解約したネット業者との残務整理。
と思っていたら、翌日の昼頃に佐川急便のドライバーさんが『何か回収する荷物があると聞いているのですが』と突然表れた。
回収って言われても、返却する物は昨日送っちゃったし、それにアレの回収業者はヤマト運輸だったはずだし、佐川さんには頼んでないんだけど・・・と思って伝票を見せてもらったら、送り先はネット+電話の解約をした業者になっている。
ということは、手元にある物すべてを佐川さんに託して良いの?!
と思ったのだけど、佐川さんでも『何を引き取るのか』を把握しておられなかったので、そんな状態で品物を渡すわけにはいかない。なので『こちら(ヨリミチ)でも何をお願いするべきなのか、準備も何もできていないので』と言って引き揚げてもらった。
なのですぐさま解約した業者に電話をして、佐川さんが来た件を伝えたら、電話回線のサービスを終了したという事で、固定電話に関する機器を回収するという段階になっているとの事。
そう言われても、運送業者が回収に来る手筈になっているなんて聞いていないし、しかも事前連絡もなく来られたので(元)顧客が不在だったらどうするの?という疑問を投げかけたら回答はしどろもどろ。きっと必要な説明事項をこちらに伝え忘れていたのだろう。
取り敢えずその時点では『電話に関する機器だけ』を佐川急便で返送するというのは解ったので、『それでは用意をしますので、もう一度佐川さんに来ていただけるように交渉してくれませんか?』と言ってみたら、なぜか『社内規定でそれはできかねますのでお客様ご自身で佐川さんに連絡して下さい』との事。
まったく、運送業者にも(元)顧客にも空振りのアクションをさせておきながら『伝票番号は分かりますのでそちらで佐川さんを呼んで下さい』なんて、どういう事っ?!
ここでもやっぱり『こんな業者は解約して正解っ!』と思った。

佐川さんも時間との戦いで働いているのに荷物の準備もできていない家に行かされてイライラしただろうし、言い方はアレだけれどちょっとヤ○ザっぽいドライバーさんだったのでヨリミチもその人にあまり接したくなく、それにあの伝票(印刷済み)は不要と判断して破棄してしまったかもしれないのに『また来い』なんて言いたくないし、『ヨリミチには時間がないのでできるだけ早く来い』なんて言えないので、ネット回線業者に『それでは今から手配できる最速の回収日はいつですか?』と聞いたら『○日です』と答えられた。それだとヨリミチの出発後になる。なので『それだと私が不在なので、回収を待たずに指定の送り先に発送するのでも構わないのですが』と言ってみたのだけど、『それはできません』の一点張り。
なので仕方なく『○日の午前中に必ずお願いします』という事でその話を終えた。

それと、インターネット回線については撤去作業が必要という事で、工事人に来てもらわなければならない。
が、それも『これから作業者の空き状況を確認しますので〜』と言っているのでヨリミチが実家にいる間には何も終わらない事が確定。
言いたくはなかったけれど、ついに『この解約の話はもう1ヶ月も前からご相談していますけど、こんなに時間がかかるものなのですかっ?』と言ってしまった。
やっぱりこういうのも、社員ではなくコールセンターの人員で業務をまわしているのだろうからひとつの案件に無駄な時間をかけずに効率よく終わらせるという意識が感じられないし、業務に対する責任感が薄いのだろうなぁ、と思ってしまった。
そして、いろいろと不安になったので『ネットと電話の件、きちんと解約されていますよねぇ?』と確認したら、『はい、されています』という返事。
なので『それぞれ、日付けはどうなっていますか?』と言ったら『お客様の言われた日にちで』という回答。
もー、なんと頼りのない反応!
なのでそこにかぶせて『何月何日ですかっ?!』と聞いたら『○月○日と○月○日です』という回答。
本当に頼りにならないので、『それでは佐川さんは○月○日の午前中に来てくれて、それからインターネットの撤去作業の方はこれから固定電話に連絡を下さるんですよねっ?!』となぜかこちらから確認した。
そういうのって、業者側が順序立てて復唱するみたいに伝えてくれるものではないの?
もう、そんな業者だったので、本当に解約して正解っ!
そして、回収物の引き渡しや撤去作業の立ち会いは実家の家族が行う事になるのでそこで金銭的なトラブルが発生しても困る。なので『佐川さんに品物をお渡しする時や回線の撤去作業の時には支払いはないのですよね?』と確認した。
それには『はい、ありません』と(自信なさげに)返答をくれたので、佐川さんに渡す箱には『○月○日午前中に回収(支払いなし)』というメモを貼り、インターネットモデムには『後日作業日を決める電話が来る ○日までに連絡がなければXXXXXXXXX(←回線業者の電話番号)に確認』というメモを貼った。

そんな状態でヨリミチはチェンマイに発ち、今のところトラブルなく物事が進んでいるようではある。

それと上の諸々とはまた別件で、楽天市場ではないネット通販でコットンTシャツを買うことにした。それなりにポイントが貯まっていて、タイに行くにあたってTシャツも少しほしかったので。
この通販会社はそれほど頻繁に使うことのない会社なのだけど、品物の『お届け予定日』というのが『10月20日〜10月24日』のように幅を持たせてあるのである意味安心かな、と思い、出発前に必ず届くであろうということでピンク1枚と白1枚をオーダーした。もちろん支払いの一部にポイントを使って。
それでポスト投函で届いたのだけど、袋を開けてみたら白1枚しか入っていない。
なので1枚ずつの発送なんだっけ?と思って購入履歴を確認したのだけどニュアンスとしては2枚同時に発送済みという感じ。
それにピンクのシャツは品切れにもなっていないので、別送なのか入れ忘れなのかのどちらか。
そこで問い合わせフォームで『1枚しか入っていませんでした』ということを報告し、もう1枚はどうなっているのかと質問したのだけど反応なし。
もしや、問い合わせフォーム自体が無効なの?と思って数日後にショップのレビューに『届いた商品数が足りない』という事と、お店からの連絡もないという事を書き込んだ。
するとまず、カード会社から支払いのキャンセルと新たな金額(シャツ1枚分)の支払い登録メールが届いた。
なんか順番が違うんじゃない?なぜ先にお店からの連絡がないの?と思ったけれど、取り敢えず購入の事実は白のTシャツだけという事は確定したのだし、それ以上の事はお店に期待しないことにした。
なのに翌々日あたりにお店からのメールが届き、『品切れ商品のため1枚キャンセル』という事が伝えられた。が、商品ページでは購入可能になっている。
もう、何が正しいのか判らないし、こちらもそれなりに頭にきていたのでその矛盾には言及せずにスルー。
そんなお店ではもう今後買い物をしないっ!と自分自身の記憶から抹消しようとしていたら、『商品・ショップのレビューをお願いします』なんていう自動配信メールが届いた。
もうレビューを書いてますっっっ!
と更なる怒りをおぼえたけれど、もうコレは自分とは関係ない事、と断ち切ることにして終了。
でも、どちらかと言うと白じゃなくてピンクのTシャツの方が本命だったんだけどな・・・。

という事があったり、他にも役所にちょっとした手続きや問い合わせに行ったときに『なぜ〜〜〜っ?』と思うような対応をされたり、重なる時は重なるのだなぁ、と思わされた。

そんなこんなで出発前の1ヶ月、特に後半の半月くらいは珍しくストレスまみれの日々。
その中での安心材料は今回利用した航空会社は LCC ではなかった事。運航について変更はほぼないだろうと思えたし、食事やエンタメのサービスは満足できる物だったし、何より機内持ち込み手荷物の棚に自分の荷物を入れる時に余裕がある事。
出発当日も交通機関のトラブルがあってギリギリで空港に駆け込むことになったので、搭乗後にようやくストレスから解放されて心身共にゆっくり休めたのだけど、実は乗り継ぎの仁川国際空港でタイ入国のための『TDAC』の登録をしていなかった事に気付いて大慌てで入力。
そして本当にヨレヨレになりながらチェンマイ行きの飛行機に乗り込んだ。
チェンマイ到着の翌朝には口内炎ができてしまって、最低限の用事で出掛けた以外は家で寝込んでいたという・・・。
オットもさすがにヨリミチのヨレヨレ加減に何かを察したようでゆっくりさせてくれたので、すぐに回復したけど。

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