オットの家はチェンマイの空港に比較的近く、それはともかくとして、航空機の離発着ルートのほぼ直下に位置しているのでかなりの爆音がする。
在宅時は玄関のドアを開けて網戸にしているのだけど、玄関の向きの都合で大型の飛行機が通過した後は家の中に風が吹き込んで来ることもある。

チェンマイの空港が24時間利用可能になるというのは随分前から計画されていた事だけれど、全然現実化しない(離発着以外の業務は既に24時間体制かもしれないが)のでもうその話はなくなったのかと思っていたら、どうやらまだ消滅していなかったようで、ある日関係者が調査にやって来た。
オットが洗濯物を干していたとき、ヨリミチは家の中にいたのだけど、見慣れない人が家の前を歩いているのが見えた。
電気や水道のメーターチェックの人にしては身なりが小ぎれいだし、何かのセールスの人・・・?と思っていたら、その人はオットに話し掛けた。
オットは人を信じやすい性格なのでちょっと心配になり、ヨリミチは網戸の内側から目を光らせた。
すると住所と名前を確認し、何かを訊ねている。もしや、インターネット回線とかの勧誘か?!
しばらくしてからオットがこちらに来たので『あの人誰だったの?』聞いたら空港の関係者だそうで、飛行機のルートにかかっている住宅の居住者に現在の困り事を聞いて回っているとのこと。
それでオットは飛行機が近付くと電話やテレビの音が聞き取れなくなってしまうこととインターネットの通信が不安定になることを伝えたらしい。
確かに、人と話していても飛行機が来ると結構な騒音で何秒間かは口パクのようになるし、ネットも繋がりにくくなる。テレビも画面がフリーズしたり、砂嵐になったり。
きっと近所の皆さんも同じようなことを報告すると思うのだけど、オットの場合は『音がうるさくて耳栓をしないと眠れない』というのもある。
それをオットに言ったら『あっ、それ忘れてた!』と言って外に飛び出して行った。
そして先程の人を呼び、『○○番地の△△ですけど、もうひとつありました。寝る時には耳栓をしないと眠れません』と付け加えた。
(↑オットが毎晩使っているのはこのシリーズ)
でも、今でも朝6時半頃の到着便から始まって、夜は遅ければ日付けが変わる頃まで離発着しているのだから、ご迷惑料として何かしらの補助がほしいくらい。
今更『この地域は騒音が基準を超えていて住居に適さないので転居をお勧めします』とか言われても困るし・・・。
だけど、もっと空港に近い位置にも住宅はたくさんあるから、転居推奨は当分されないはず。
