チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

美味しいけど諦めている

先日の昼食時、オットは出掛けていたのでヨリミチひとりで家で食べることになっていた。
なので前日の夕方は近所の商店で瓜のスープを2袋買って、『今日の分と明日の分』というふうにした。

買った日の夜は1袋をオットと半分ずつ取り分け、それでも具も汁も結構な量だったので『食べた〜』という気分になった。
まあ、スープの他にもおかずがいくつかあったし、ごはんの量も多かったので。

だけどヨリミチのスープの中に、小さな蟻らしき物が入っていることに気が付いた。1匹ではなく2匹も。
でもオットは何も言っていなかったので、オットのほうには入っていなかったのか、それともそんなことは気にせず食べてしまったのか、そのへんはわからない。
でもヨリミチのほうには少なくとも2匹は入っていたわけで、もしかしたら沈んでいる者(?!)もいるかもしれないと思って沈澱物には手を付けず、ゴミとして捨てた。
タイのスープや汁物はスパイスやハーブが多く使われていて、それらは食べずに皿や鍋に残った状態で『ごちそうさま』ということは普通のことなので、その日のスープも『その他の物』に紛れた蟻がいたのかもしれないが、オットからは特に何も言われず食事は終了した。

そして翌日。
昼食は1人だったので前日の倍量のスープを飲むことになった。

スープを袋からボウルに移したときに見た限りでは異常なし。なのでレンジで温めると・・・やはり2匹。
『あぁ、やっぱり』と思いながらティッシュの上に出し、一応食べる前にと思ってスプーンでボウルの中を混ぜてみたら、更に3匹。
昨日のスープの量で2匹だったから、今日5匹入っていても別に多くはないのよね・・・と思い、ちょっと考えてみた。
商店ではあの日、何人分のスープが売れたのだろう。
夕方の時点では『本日のスープは完売しました』となっていたからヨリミチの勝手な予想では10〜15人分を大鍋で作ったのかもしれない。
少なく見積もって10人分として、1人分に蟻4匹が入っているとすると鍋には蟻が40匹?!
いや、いくら大鍋で作っているとしても、蟻が40匹も紛れていれば気付かないか?!

というかその蟻、どこから来たの?!
鍋にくっついていたのか、食材に付いていたのか・・・。
さすがに食材に付いていれば切ったりするときに気付くはずだし。
鍋だって、調理前に洗わない?うーん、洗わないとしても水とか具を入れるときに中を確認しないのかな。
火にかけてからだって、不自然なモノがあれば掬って外に出さない?
それとも出した結果が1人分につき4〜5匹にまで減ったのか?!

まあ、この商店でこういうことは初めてではないし、もっと言えば他の店でも蟻くらい入っていることはある。
なので蟻を見付けたからって大騒ぎするようなことでもないし、更に言うと、この商店の惣菜は・・・だいたい美味しい。

つまり、『このお店の料理は美味しいのだけど、蟻が入っていることがある』ということ。
でも、蟻が入っているから美味しいの・・・?
否、それはないと・・・思いたい。
オットがこの『ウリのスープ』を日本語をちょっと間違って『アリのスープ』と言ってしまったのだけど、でもそれはそれで正解なのかもしれない。

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