チェンマイに到着してからすぐにオットと元の大家と3人で食事をした。
行き先はタイ式しゃぶしゃぶ店。
タイには『シャブ』というものと『スキ』というものがあるのだけど、日本語の『しゃぶしゃぶ』と『すきやき』の短縮形だと思う。一部のタイ人はタイ語が先でそれを真似したのが日本語だという意見を持っているが。
まあどちらにしても、タイにおけるシャブ店の料理とスキ店で出される料理の差が明確ではないような気がするのだけど、お店で食べるシャブとかスキというのは結局ほ寄せ鍋のようなスタイルで、味の付いたスープに具材を入れて、熱が通ったら個々に取り分け、タレで食べるというもの。
タイではひとつの鍋で2種類のスープを入れられるのがかなり前から存在しているので、これは日本が後追いかな、と思う。
で、このお店で食べるときには元大家はトムヤムスープなので一応『あなたはトムヤムスープでいいのですよね?』と確認し、それからオットはとんこつスープを気に入っているのでその2種類に決定。
そして具材を適当にオーダー。
エビが好きな元・大家はいつものようにエビも。
オットは昨年に甲殻類アレルギーを発症してしまい、本当はエビが好物なのどけどそれ以来食べられないのでエビを頼むのは大家のみ。ヨリミチはエビが特に好きというわけではないけれど、オットと一緒のときは遠慮するので、元・大家が自分の分を少し分けてくれれば食べるといった感じ。
で、具材が揃ったところで記念撮影(?!)。
大家はいつものようにトムヤムスープにエビを一気に投入。
そして白菜や肉などを入れ、野菜や肉を少し食べたところでオットに何かを言った。
オットはエビの入ったスープは NG なのでとんこつスープのほうだけ食べるのだけど、ヨリミチは満遍なく(?!)どちらもいただく。そして大家は珍しくトムヤムスープではない方にも箸を伸ばすのでヨリミチは不思議に思っていたら、オットが『大家は痔の具合がよくないのでトムヤムスープはヨリミチさんだけで食べて下さいと言っています』とヨリミチに伝えた。
でもそんなことってあり?!
最初にスープの確認をしたときに『トムヤムでいいですよ』と言ったのは大家なのに。オットによると、そのときは痔のことを忘れていたのだとか。ヨリミチは痔になったことがないので食べ物のことを確認するときにどの程度症状を忘れられるものなのかわからないけれど、それなりの症状があるのなら外食をする際にはお尻にやさしいものを選ぶのではないだろうか。
痔ではなくたって、少し体調が悪い時にはそれを考慮して食べ物とか行き先を決めると思うのだけど。
結局大家はトムヤムスープに入れた物をとんこつスープで洗って食べていたけど。
それなら最初からトムヤムスープなんて頼まないでよー。
幸いなことに、このお店のトムヤムスープはそれほど辛くなかったのでヨリミチ1人でもどうにかなったけど。