オットの自宅は過去に増築していて、それが日本では目にしたことのないような方法で完成形の状態では不自然に窓の数が多いのだけど、家の外からだとわからない(見えない)。室内に『元は外壁+窓』という壁が複数あった。
それはそれでオシャレな(?!)インテリアのようになっていた物もあったので気に入っている箇所もあったのだけど、普通に考えればそこは『壁オンリー(ただの壁)』であるはずの場所に窓があるものだから背の高い家具などを置くことができず、そういう意味では不便だった。
でもあるところの窓の向こう側の増築部分の屋根は採光ができるようになっていたので、窓があることによってこちら側の部屋も明るくなるので昼間は電気を点けなくても問題なく過ごすことができていた。
が、今回のリフォームで『室内の不自然な窓』は全て取り外し、ブロックとセメントで埋めて完全な壁にすることにした。
そして増築時に外壁一面にルーバー窓を付けた部屋があるのだけど、それはもう何年も前にルーバーがダメになってしまってずっと『開かずの窓』だったので、そこは半分は壁に、半分はオットの希望でスライド窓にすることにした。
(3枚しか写っていないけれど、右にもう1枚ルーバー窓がある↓)

それで内壁の不自然な窓のひとつがなぜか偶然スライド窓だったので、オットはそれを窓枠ごと移してもらうことを思い付いた。
日本人的にはそんなこと思い付かないのだけど・・・。
でも、それができるのならアルミサッシの無骨な窓よりは木枠のステキな窓を移すほうが家全体の統一感があって良いのでは?と思ったのでオットに言ってみたら、オットは何やら工事屋さんと話をして、『木枠の窓は枠と窓がセットなので、そっくりそのまま移すことはできません』とヨリミチに伝えた。
それがどういうことなのかヨリミチには理解できなかったのだけど、とにかく『できない』ということ。
でも枠ごと移さなくたって、窓が入るサイズの枠を作って蝶番とかで窓を留めればいいんじゃないの???というのは単なる素人の考え方なのか?
だけどそのステキな窓は外に開く窓なので、スライド窓を希望しているオットが阻止しているのか?と勘繰ってしまった。
まあ、結果としてはステキな窓の窓枠はシロアリが侵入した跡があったので廃棄しなければならなかったのだけど。

なのでアルミサッシのスライド窓が採用された。

が、スライド窓には網戸が付いていなかったのでこの機会に入れてもらうことにした。
それで先日オットが『寝室に窓が付きました』と言って LINE通話をしてきたのでどんな具合なのかを見せてもらったら・・・
なぜかガラスの内側に網戸。

網戸って物はガラスの外側に付いている物じゃないのーっ?!
オットはその状態を不自然だとは思っていないようで(だからと言ってそれがそういう物だという主張をするわけでもない)、ただ網戸が付いたことを喜んでいた。
なので網戸がある位置によっては鍵を開ける、窓を開ける、開いたところに網戸をスライドさせる、というのが3段階の手間になってしまうわけで。
でもそれって、あっちの壁からこっちの壁に窓を移動させたときに『網戸用のレールが外側』というのを無視して壁に嵌めたのか?と思ったのだけど、でも室内から鍵の開閉ができるってことは、そもそも枠と窓の向きが逆だったのか?!
と思ったり、それとも今回の職人さんが窓枠を取り付けたときに網戸のレールを内側にしてしまって、間違いに気付いたかどうかは分からないけれど『窓の鍵を内側からいじれればいいでしょ?』という甘い考えで窓を嵌めたら『あっ、そう言えば網戸を追加で取り付けるんだった』ということになったのか・・・。
とにかくよくわからない状態の窓なのだけど、オットはそれでも良いようなので、ヨリミチはもうそのことには言及するまい。
でもモヤモヤする~~~っ!
