チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

およそ100年続いても終わりが来る

オットから『5月26日CLOSEです』という LINE が来た。

この『クローズ』は休みなのか閉店なのか・・・。
Googleレンズで見てみたら、どうやら閉店らしい。

そこはチェンマイのターペー通りにある古くからの薬屋で、漢方薬がメインなのだと思う。

ヨリミチはずっと前にロングステイしていた日本人のブログを見てその存在を知ったのだけど、ハーブティーというのか生姜湯というのか、そういうものをグラス1杯5バーツで飲ませてくれるということで、ブログ主さんは毎朝のウォーキングの途中で立ち寄っていた。
1杯5バーツなら試しやすいというか、口に合わなくても諦めがつくというか、そんなわけであるときそのお店を探してハーブティーを飲んでみることにした。

場所としてはわかりやすいところで、何度も通ったことのある道だった。
外国人も多い通りなので身構えずにそれが入っていると思われる入れ物の近くでお店のおばさんに『5バーツですか?』と声を掛けたら・・・

無視された。

え?こんな立地なのに外国人は避けられちゃうの?と思ってもう一度『5バーツですか?』と言ったら・・・

『そうですよ』とそこにいた西洋人が答えてくれた。この人もお客さんなのに。

で、店のおばさんに5バーツを渡すと

無言でグラスを差し出された。

いや、別に・・・5バーツの物を5バーツで出してくれたからいいんだけど、もうちょっとまともに相手をしてくれてもいいんじゃない?と思いながらハーブティーをいただいた。

味は想像どおり。
ブログでは生姜ジュースという書き方をしていたように記憶しているのだけど、確かに生姜っぽい味がした。けど、他にも何か入っているようで、飲んだあとは何かの粒々が残っていた。

飲みやすくするために甘味料が使われているようで、でもそれが砂糖なのかステビアのような物なのかはわからなかった。

今回は閉店というニュースだったのだけど、コロナさえなければコンスタントにお客さんも来ただろうし、閉店ということにはならなかったかもしれない。
でも昔ながらの店舗なので後継者問題があったのかもしれず、おばさんの代でお店を閉めることにしたのかもしれない。

あのおばさん、一見さん(のヨリミチ)には冷たかったけど、常連さんとはこんな笑顔でお喋りができる。

その輪に入れるレベルになれなかったのが残念。

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