チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

チェンマイのとある観光地

まだ先の話なのだけど、日本人女性2人組がオットを訪ねてチェンマイに行ってくれるらしい。
彼女たちはコロナ禍直前にチェンマイに行っていたので実に3年半ぶり。
その当時は雑貨店を営んでいたのでそちらの商品の買い付けということで行っていたのだけど現在はそのお店をたたみ、商売はしていないと思う。なので今度のタイ行きは完全なプライベート旅行だと思われる。

それでオットはその人たちをどこに案内しようかと結構ワクワクしている。
そして候補にあがっているのが เเดนเทวดา(DAN TEWADA)ということろ。
アルファベットで書くと DAN TEWADA なので日本人としてはダン・テワダと読みたくなってしまうものだけど、実際は『デーン・テワダー』。

どうやら傾斜のある地形を利用して滝や小川を造り、そこにいろいろな映え要素を入れ込んだ公園のようなものらしい。
オットは1度行ったことがあり、取り敢えずタイ人ウケはするとのことだけれど、私はちょっと・・・惹かれない。

巨大な岩のように見える物も人工物のようだし、そこを流れる水も元々その場にあったものではなくどこかから引いてきているのか水道水なのか、滝を演出するために流しているもののよう。
花壇というか花畑というか、植物はかなりの面積に植えられているしヤギとか小動物も餌やりができたりするようで、自然を愛でるとか自然と共存する、のようなアピールはあるけれどもタイ式の建物があったり現代的な建物のレストランがあったり屋台村があったり、かと思えば突然鳥居のような物が出現したり、とにかくいろんな物が詰め込まれすぎていてコンセプトが不明。
『何か日本的な要素を入れて、お客を呼び込めればいいや』のような魂胆が見える、ヨリミチのいちばん嫌いなパターン。
しかも肝心の(?)鳥居っぽい物は形がおかしいし。それともあれは鳥居ではないのか?!

↓(Google Mapより)

自然を満喫しましょう!のような公園のわりには遊歩道はセメント造りっぽいし、それならウッドチップにするほうが環境にも優しいし、工事の過程で発生する木屑を利用できるだろうからコストもかからないはずだし。

奇岩怪石とかパワースポットのように見える映えアイテムも人工的な物だという前提条件で見ると何のパワーも感じない。

救いなのは、レストランの食事が見た目と味と値段のバランスが取れていること。

 

なのでオットはお二人をそこに案内しようかなぁ、と言っていて、『ヨリミチさんだったら行きたい?』とお伺いを立ててきた。

けれど、私の答えは『私の場合は行っても楽しくないと思う』。

 

数年前までだったらオットはこの反応に『ヨリミチさん、僕がせっかく楽しい場所を教えてあげたのにヒドい!』と言ったと思う。が、今ではヨリミチの生態の理解が進んだので『そうだよね・・・。日本を知らないタイ人だったら喜ぶと思う。』というようなことを言う。

しかもオットはヨリミチがこういうところや

こういうところを好きなのを知っているのでヨリミチの『うーん、あんまり・・・』という返事も想定内だったらしい。

まあ、街を離れてカフェやレストランでのんびりしよう、というときには良いのかもしれないけれど、それだけのために行くとすると遠すぎるし・・・。

人生経験のひとつとして、1回くらいは行ってもいいけど。

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