チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

あまりにも寒い日はオットに心配される

今日の日本は全国的に寒かった。
それでもヨリミチがいる場所はまだマシだったのだけど、この『日本が寒いです』という情報はオットも気になるらしく、そんな日はオットから『大丈夫ですか?気を付けて下さい』というようなメッセージが届く。
オットは私のことも心配なのだけど、もっと心配している人がいて、その人は東北地方の日本海側に住んでいる。
なのでオットは自分の家のところ(チェンマイ)と、ヨリミチ実家近辺の町と、東北地方の友達の住んでいる町の天気を iPhone で調べて、その画面を送って『気を付けて下さい』というメッセージを添える。そこにはチェンマイの天気情報は要らないと思うのだけど・・・。

タイ人は雪に対する憧れが強く、以前は日本の豪雪が話題になるとオットは『いいですね~、行きたいです』という反応だった。
でもヨリミチは雪は美しいけれどもときには危険な事故があることも解っているので場合によっては『あんなにたくさんだと危ないですよ』などと言ってオットの夢を壊してきた。
だけどオットにはあまり響かず、喉元過ぎれば~という感じで次の大雪のニュースが流れるとまた『いいですね~』というふうになっていた。
が、ある年の1月、オットはヨリミチとの結婚の手続きのために来日していて、そのときに東北地方の友達は我々をそちらに招待してくれた。
が、3日ほどの滞在中、数十年にいちどレベルの荒天となり、辛うじて新幹線は動いていたものの非常に危ない状態だったという・・・。しかも初日と2日目は本当にすごい雪で、我々を招待してくれた人たちも『外国からのお客さんじゃなければ今日の予定は中止にしていたぞ』と言っていたほど。
友達は車でいろいろなところを案内してくれたけれど、買い物や食事のときには深い雪の中を多少は歩かなければならないわけで、それを体験したオットは『雪がたくさんのときは日本に行かなくていいです』と言うようになった。

なのでそれ以降は雪のニュースが流れると『大丈夫ですか?』と言ってくれるのだけど、あのときの荒天の中を歩かせたのはかわいそうだったけれど、良い学習になったかな。あの体験がなければきっと今日も『雪~!見たいですよ』のようなことを言ったかもしれないし。

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