チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットの糖尿病疑惑

先週某日、オットの家がある団地(ムーバーン)の住民を対象にしたちょっとした健康診断があった。
ヨリミチは事前にそれを聞かされていなかったので、その日の気まぐれでオットはその会場に行ったのかと思ったのだけど、実は事前告知はあってその開始時刻は朝の6時半。
場所は団地内の事務所でムーバーンから一般道に出るゲートの近くなので、奥の住宅の人も出勤前に立ち寄れるのかもしれないけれど、それにしても6時半って・・・日本ではあり得ない。
タイ人に対するイメージとしては時間にルーズとか約束を守らないとか、良くも悪くも緩いというのがあると思うのだけど、なぜか締めるところは締めるというか、日本での生活を基準にしてしまうと『なぜ?』と思ってしまうような習慣のようなものがあってそれで今回の『6時半開始』にも住民は『あぁ、そうですか』ということになっているはず。

そこでは指先から少量の血液の採取もされたそうで、その結果オットは『糖尿病に差し掛かっているので砂糖や油を控えた食生活にしたほうが良いですよ』と言われたとのことでショックを受けていた。
というのは、確かにオットの普段の食事では砂糖や油は多いと思う。でもそれは日本人の食事と比べたら、というレベルで、あの年齢のあの地域で暮らしているタイ人男性にしては砂糖や油は控え目なはずなのだ。
それにこの5~6年でオットは健康的に体重を落としているので、その状態で糖尿病と言われてしまったら対処のしようがない。今は体型も体重も標準か痩せ傾向なので、そこで糖尿病だということになれば『肥満の糖尿病』よりも厄介かもしれない。

ヨリミチもその糖尿病宣告に疑問を持ったので、何かの間違いかもしれないし、違う日に検査をすれば『健康です』って言われると思いますよ、と言っておいた。
運の良いことに、今週は年イチの健康診断で病院に行くことになっていたのでそちらの結果を見てから考えましょう、ということになった。

そして健康診断当日。

加入している保険のサービスで受けられるもので、項目がこれなのか?


毎年受けているのだけど、そのときによって項目が増えたり減ったりすると言っていたが、一般的な血液検査は毎回ある。

で、こちらでの検査では健康の問題はなし。
血中成分も全て標準の範囲におさまっていた。

というわけでオットの糖尿病疑惑は晴れたわけなのだけど、前週の結果は何だったのだろう・・・。
オットが言うにはそのときの健康チェックは住民のためのものというよりは、住民の健康データを収集して国の保健局に報告するためのものだったらしい。それは毎年全国民を調べるのではなく、今回はオットの住んでいる地区の住民が対象になったということ。

そんなふうなので真剣度合いが低く(?)、検体の取り違えで本当はオットではない人のデータでオットが健康指導を受けてしまったのか?!

まあ、病院での検査が直後に控えていたので糖尿病疑惑は数日で解消したけれど、それがなかったら神経質なオットは極端な食事制限なんかをして反って健康を害することになったかもしれない。

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