母、餅に目覚める?! - チェンマイよりみちの記録

昨夜だったか母とテレビを見ていたら、つきたてのお餅のことが放送されていた。

そういえば母はお餅が好きなのかもしれない。祖父が存命だった頃は年末に母のきょうだいは祖父母の家に集まってお餅つきをしていて、幼稚園児だったヨリミチは手伝いは何もできずうろうろしているだけだったのだけど、どんどんつき上がるお餅は丸餅とのし餅にされ、8畳の部屋はのし餅が敷き詰められて物凄い景色になるのだ。
祖父が亡くなってからは餅つき機を購入し、何年間かはそれでお餅を用意した。
『餅』というとヨリミチはその床一面に広げられたお餅を思い出すのだけど、母は違うようで。多分、食べるシーンをイメージするのだと思う。そう言えば母の台所にはいつも角餅がストックされていて、不定期に食卓に上がる。家庭での年間の消費量は多いのかも。

それで昨日、母はお餅のテレビを前のめりで見ていたので『うちのホームベーカリーはお餅もできるんじゃないっけ?』と言ったら母は早速ホームベーカリーを確認して、お餅のメニューがあるのを確認していた。
そして取説を居間に持ってきて『もち米と水があればできるみたい』ともうノリノリだった。

そして今日。
早速もち米を買ってきてトライ。

結果は、なめらか～なお餅ではなくておはぎと餅の中間みたいな食料になった。
米をつくのではなくて混ぜたり捏ねたりという方法なので、ここが限界なのかもしれない。
でもこれはこれで食べやすいし、お年寄りが喉に餅を詰まらせるという事故が起こりにくい質感かもしれないと思った。

今回はホームベーカリーの作業が終わったら餅を水に入れて、そこからちぎって丸めることにしたが、すぐに食べない(保存する)場合は作業が終わった餅を片栗粉の上にあけて、粉をした手で丸めるように、というのが取説に書いてある。
水に入れた餅は当たり前だけどかなり軟らかくて皿に入れた何秒か後には球体ではなくなる。
片栗粉にあけた餅はもう少し形を保っていられるのだろう。食感ももう少ししっかりするのかな。