私はおかかのおにぎりが好きだし、自分でお弁当を作るようになってからは海苔弁当にするときにも海苔の下に削り節を入れてお昼の秘かな楽しみにしていた。
なのでチェンマイにも削り節を持ち込むことが多く、ごはんのお供にしたり、体調を崩したときには削り節で出汁をとってうどんを食べたりした。
そしてあるときおかかおにぎりを作ったらオットが大ハマりして、それは私に気を使った演技なのかと思ったら本人は本気だったようで、私が日本に戻ってからオットはときどき白米に削り節をかけて食べている。
そういえばこの人、魚が好きだったんだっけ、ということを思い出したのでやはり演技ではなかったようだ。
それで、オットの今日の昼ごはんはこんなふうになったらしい。
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(『わかめ入りの卵焼き』が『卵とわかめ焼き』になっているのはご愛嬌)
私がチェンマイを離れたときに削り節は小分けパックが15袋くらい残っていたと思うのだけど、それから私がオットに荷物を送るときには毎回それと同じ物を入れた。
それは実家近くの西友で購入したプライベートブランドの削り節。高級品を持ち込まないのはもしも私がチェンマイに滞在しているときに日本から友達が来ることになったとして、そのときに『西友の削り節買って来て~』と頼めるから。たまたま実家にいちばん近いのが西友なので私は西友の削り節を買うことになるのだけど、他のスーパーマーケットのプライベートブランドでも品質はそれほど変わらないだろうからどこのお店でも構わないし。
結果として、コロナ禍で私が日本に戻ることになり、オットが削り節を気に入っていたので郵便で送ることにしたのだけど、つくづく『高級品を食べさせていなくて良かった~』と思ってしまった。オットに高級品を味わわせてしまっていたら、今頃恐ろしいことに・・・。
チェンマイの makro などにも削り節は置いてあるが、makro は基本的に大袋だし、価格は安いかもしれないけれど大袋だとオットは中身を鷲掴みにしてご飯にかけそうだし、安いはずなのに高くつきそうな・・・。
そんなわけで、プライベートブランドの小分けパック、最高っ!