チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

びっくりしたこと (訂正追記あり)

オットがジョギングに行った先で、その近所のお宅に住んでいる女性からパンやお菓子をお裾分けしてもらったことは知っていた。

その女性は自宅で調理したものを周辺のカフェなどに卸して収入を得ているし、オットによるとバンコクのクッキングスクールで勉強したというのだから腕は本物だとは思っていた。

しかし勉強したのがバンコクで、なぜチェンマイを住居にしたのかは分からないのだけど、どうも言葉はバンコク語なので、チェンマイに親戚がいるということは考えにくいし、4歳の息子さんがいるのだけど、息子さんのニックネームはスペイン語由来の言葉なので、そこからして既にセレブ。
旦那さまはシステムエンジニアだということで、ほぼ在宅ワークのよう。
ということで、お金持ちなんだろうなぁ、という想像はついていた。

ある日オットは『いつもお菓子を分けていただいてばかりでは申し訳ないので、ほしくなったら注文しますよ』と言った。
すると女性は『夫の仕事が仕事なので、実はウェブサイトで注文できるシステムも持っているのです。先日は〇〇さんがチーズブレッドを注文してくれました』と返事をされたそうで、そのチーズブレッドというのはちょっと大きめの食パンサイズで、スライスはされていないらしいが・・・


それが390バーツ。


オットは以前そのチーズブレッドを使ったサンドウィッチをお裾分けされて、たしかに美味しかったとのことなのだけど、パンを1斤買うとなると390バーツ。
それって、今のレートだと1450円くらいになる。
いくら円安だからと言っても1450円の食パンって・・・私には買えない。
もちろんオットも。

なのでオットは『あ、そうなんですか。それでは今度、食べたくなったら注文するかも・・・ゴニョゴニョ・・・』と返した。

それから世間話を続けて、先々月あたりにその女性と息子さんはコロナに感染してしまって入院したのだけど、それから体調が万全でないとか、特に息子さんはお腹の調子が良くないとか、その女性はもともと痩せ型なのにベーカリーの仕事や子供の世話で忙しくて睡眠時間が短くてますます痩せてしまったとか、まるでママ友がするような会話をした。
そしてそのお宅の普段のお買い物はリムピンスーパーマーケットだということまで仕入れてきた。
リムピンスーパーマーケットというのはチェンマイの高級スーパーで、もともとはチェンマイに住んでいる外国人が母国の食べ物を買えるようにということで輸入食材メインの品揃えのお店。創業は日本人だそうで、正規の日本の食品が置いてある。但し価格は日本の2.5~3倍という印象。
外国人向けなので、世界各国から輸入した物を置いてあるけれど、今はタイ産の食材も置いてある。が、タイ産のものだとしても価格は他のスーパーマーケットより高い。

でも普段のお買い物に行く場所として最初にリムピンスーパーマーケットを挙げるタイ人ってなかなかいないと思う。

例のチーズブレッドの材料もきっとリムピンで購入しているのだろう。女性は『高級チーズを使っているので美味しいですよ』と言うけれど、あの値段の材料で不味い物が出来上がることのほうが難しいはず。
リムピンのチーズ売り場はヨーロッパやニュージーランドから輸入されたチーズが並んでいるのだから安くはないのは想像がつく。それを使ったパンが390バーツって・・・
私には恐ろしくて作れないし、仮に材料を揃えてパンを1斤焼いたとしてもそれが1450円だと思うと・・・食べたいような、食べたくないような。

その女性が作るもの全てが桁違いに高い商品だとは思わないけれど、そのうちオットにウェブサイトをチェックしてもらおうと思う。

ある日のオットの昼食


これで50バーツ、しかもスープはお代わり自由なのだから、やっぱり390バーツのパンは買えないよなぁ。下手したらオット、いちどに1斤食べちゃうし。

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その後、オットから追加情報があり、チーズブレッドは350バーツということだった。
そして大きさはタイの食パン2斤分くらいのサイズだと思われ。でもタイの規格は小ぶりなので、日本のパンでいうと1.5斤のイングリッシュブレッドという感じか?
だとしても、自宅用に買うのは躊躇してしまうので、買うとしたらどこかへのお土産かな・・・。

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