チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

世界陸上を観ているのだけど

16日に開幕した世界陸上オレゴン大会をテレビ観戦している。
時差はあるものの、日本では土曜日から3連休だったこともあって長時間テレビを見ていても罪悪感はないし、時間帯もわりと生活に支障のないところで放送されているので夜更かしをすることなく楽しめている。

が、日本のマラソン選手やコーチ陣に複数名のコロナ陽性者が出たとのことで、男子1名、女子2名が棄権となってしまった。
個人的には特に新谷選手のレースを観たかったので残念。

で、いくつかの報道ではこの件はクラスターが発生したという表現が使われていた。
全員がマラソンの関係者なので練習や他のことでも行動パターンがほぼ同じだったのだろうから複数人の感染者が出ても仕方がないが、それなら最初の感染はどこから始まったのだろう。
他の種目の人たちや他の国の人たちには感染者は出ていないのだろうか。


この1週間ほど、日本では感染者数が激増していて、今のコロナは感染力が強いと言われているのが数字になって表れている状態なのだけど、感染力が強いことだけが理由だとも思えない。
熱中症対策のために状況によってはマスクを外しましょう、とか、経済をまわすために行動制限は設けません、というのも感染者が増えている理由だと思う。

ヨリミチ実家は両親、ヨリミチ、甥の4人の世帯で、甥は学校だのバイトだので毎日何十キロも移動するし、電車やバスで不特定多数の人と接近した状態になるのでそれなりにリスクはある。
他の3人が外出自粛をしても甥がどこかで感染するとか媒介になって親(甥にとっては祖父母)や私が感染することもあるかもしれない。
仮に私が感染したとしても自宅療養となる可能性が高く、それはそれで仕方ないというかそういうものだろうと思うことはできるのだけど、もしも親が感染した場合は家で体調の変化を気にしながら過ごすより入院をさせるほうか安心ではある。が、コロナということなら面会もできないのだろうし、特に父は携帯電話を持っていないので通信手段は病院の公衆電話のみ。それを父自身もわかっているし、万が一コロナで亡くなることになるとしても感染イコール短期間での死ではないし、だけど入院してしまったらそれが今生の別れになってしまうかもしれない。
だからといって入院するときに『今までありがとう』なんて最後のお別れの挨拶をするというのもおかしなことだし、そんな挨拶をしたのに回復して退院となれば『大袈裟な挨拶をしちゃったねー』という笑い話になってしまう。それなら良いが、回復せずに亡くなってしまったら『あんな挨拶をしたのが良くなかったのかなぁ』と悔やんでも悔やみきれない感情を持ち続けることになるのだろう。

そういうストーリーを想像してしまうと、やはり明確な効果のある飲み薬が開発されるとか、新型コロナウイルス感染症が現在の2類から5類に変更になるまではマスク+行動自粛を続けようと思っている。

今の第7波と言われている感染者数の上昇がなければちょっと出掛けたり友達と会ったりしたかったのだけど、それが原因で高齢の同居人に迷惑を掛けてしまったら『ごめん』では済まないことなので、まだおとなしくしておく。

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