チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットが気に入っている食堂

半年くらい前からオットがよく行くようになった食堂(というか半屋台のような建物)がある。
そこは私も存在を知っている場所で、土曜日の市場が立つ空き地の向かい側にあって、市場に行くといつも食堂にはお客さんが大勢いたので、ずいぶん繁盛しているなぁと思いながら横目で見ていた。
オットも同じことを思っていたようで、でも『市場で買い物をしている家族を待つ人がそこにいるのかな』と思うところもあったし、市場の日はそこの土埃がすごくて風に吹かれた埃がかなり食堂に流れて行っているはずなので、目の前の食堂に入ろうとは思わなかった。

でもコロナ禍で状況は変わり、市場も食堂もコロナ禍初期は閉鎖されたり、その影響で閉店するお店もあったので、閉鎖期間終了が政府から告げられても以前と同じように買い物や食事ができるというわけではなかった。
つまりお店を新規開拓する必要もあって、あるときオットは市場の向かい側の食堂に入ってみた。
それでこういうものを食べているのだけど、




なんで今まで食堂に入らなかったのだろうと後悔したほど美味しかったのだそうで。
市場の日にそのお店に入っていた人々は単なる暇潰しではなくて、料理が美味しいからそこにいたのだ。

スープはセルフでいただくスタイルで、おかわり自由。オットはだいたい2杯いただく。

具材は『その日にあるもの』なので、行くたびに具が違うし野菜たっぷりなので健康的。汁物好きな私だったら3杯いただくだろう。


メニュー(料金表)はあるのだけど、それは何年か前に『飲食店はお客にわかりやすい料金表を置かなくてはならない』という法律が言い渡されたから作られたようなもので、赤線を引いたところは『アーハーンタムサーン』と読むのだけど、それは『お好きな材料で調理しますよ』というやり方の食堂。なのでその看板を出しているお店はもともとはメニューなどなくて、お客さんが『カニ玉作って』みたいに注文してそれを作るスタイルだったはず。なので今でも『อาหารตามสั่ง(アーハーンタムサーン)』を謳っているお店はメニューがあっても材料の入れ替えや追加に柔軟なところが多い。
อาหารตามสั่ง を始める人は料理上手な人なはずなので、お店の主が年齢が高いようならほぼハズレはない。(若い人だと代替わりしている可能性がある。)

私も今度チェンマイに行ったらこの食堂に行くつもりでいるので、店主のおばあさんには元気で頑張っていただきたい。


場所は旧市街から空港方面に向かい、108号線を南下。
右手奥が空港、左手が TESCO LOTUS というところの少し先を左折した奥。

ร้านเจ๊แอม เจ๊หมวย เฮียป๋อง
https://maps.app.goo.gl/pTJkcPhGVaFvkyeY7
用水路と道路を挟んだ向かい側の市場は土曜日と火曜日・・・だったかな。

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