チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

日本の夏

ヨリミチは基礎体力はわりとある方だと思うのだけど、暑いのは苦手。
というか、避けたい。

タイ人と交際しているとか結婚したとかの報告をしたときは、『暑いの平気なの?』とか『タイでは海でまったりしているの?いいね~。』などと言われたことは数知れず。
タイと言うとビーチリゾートという印象が強いので、まずはチェンマイには海がないというところから説明しなくてはならない。
そしてヨリミチの今の状況(日本で生まれ育ち、チェンマイの人と付き合う)を30年くらい前に当て嵌めれば『うん、タイ暑いんだけどさぁ、何とかやってる』と答えたかもしれない。

しかし日本の現代の夏は常に異常気象。
夏と言われる季節は自分が子供のときには考えられなかったくらい蒸し暑いし、夏の長さが2倍になっているんじゃないかという感覚すらある。
少なくとも日本の夏と言われる7月や8月はタイより気温が高いし湿度は比べ物にならないくらい高い。なので、この時期は絶対にチェンマイのほうが過ごしやすい。

関係ないけど、数年前にチェンマイで見付けた日本の夏。

チェンマイでいちばん暑いのは4月と5月なので、実はヨリミチはその時期の滞在を避けていて、まだタイで過ごしたことはない。だけど湿度がそれほど高くないのなら案外辛くないかも。但し水分補給は欠かせないが。

タイ初心者のうちは6月に短期間のタイ旅行をして、夏は日本で過ごした。その頃は日本の6月はそんなに暑くなかったので、タイで何日間か熱い日射しを体験すると身体が暑さに少し慣れるのか、その年の日本の夏はわりとラクだった。
ところが今はそんなことを言っていられないのではなかろうか。
日本の夏が暑すぎる!
気温が高いというのもあるけれど、とにかく湿度が高すぎる!!
先日は急に暑くなったので、エアコンのない自分の部屋で『息ができない!?』のような錯覚があった。

私の場合、暑くて何がイヤかと言うと、体力的には問題なくても自分の汗に皮膚が負けて蕁麻疹のようなポツポツが出てしまうのだ。汗疹の一種だとは思うのだけど、出てしまったら一定期間は引かないし、不快感が不快(日本語がヘンだけど)。
以前は化粧品や日焼け止めも体質に合わない気がして皮膚科で原因を探ろうとしたのだけど、結局メカニズムははっきりしない(コレという原因を特定するには大掛かりな検査が必要)、のようなことを言われ、それなら軟膏で対処するのが面倒くさくなくていいや、ということになった。出されるのはステロイド系の軟膏なので、自分が若ければ将来的な問題を考えて使用に抵抗を感じたはずだけれど、今となっては自分の子孫を残すわけでもないし、自分が快適に生活できればいいや、という方向にシフトチェンジしたのでステロイド含有と言われても症状緩和のためにさっさと使っている。
そういう軟膏を出してもらうために皮膚科で受診し処方箋を書いてもらい、向かい側の薬局に行く。手間もかかるけどお金もそれなりにかかる。

で、何がきっかけだったか覚えていないのだけど、チェンマイで同じような作用のある軟膏を知った。


Dermaman Cream(ダーママンクリーム)。
5グラム入りの軟膏で、値段は忘れたけれど高いものではない。
アレルギー性の痒みも虫刺されの痒みもすぐに治まる。
タイの薬だなぁ、と思うのは『30℃以下の場所で保管して下さい』と書いてあるところ。錠剤の薬だと『35℃以下』と書いてある場合もある。なので日本に持って帰ってもだいたいの場所で保管できる。

それで、この『ダーママン』が『ドラえもん』に似てるよね、ということをオットと話してからは、オットはコレを『ドラえもんクリーム』と言うようになってしまった。
タイではドラえもんはかなりの市民権(?!)があり、あるときは大手銀行のイメージキャラクターだった。
デパートなどで子ども向けのイベントなどもあったり。



↑スタッフの帽子にタケコプター!

↑オットの手には持ち帰り用のアイス

ローマ字表記のときは DORAEMON の後半の   O が鈴のイラストになっていたり、タイ語の โดราเอม่อน のときも後半の อ が鈴の絵になっていたり。

なんだか最後はドラえもんの話になってしまったけれど、とにかく日本の夏(の時期)はチェンマイのほうが過ごしやすい。

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