チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

銅像で待ち合わせ

昨日は友達と会って食事。
会うのは3年ぶりだったし、ヨリミチの今の仕事をちょっと解っている人なので、ちょうど仕事でイライラする出来事があったばかりだったのでその愚痴でも聞いてもらおう!と、毒を吐く気満々で向かった。
待ち合わせは前回と同じ『〇〇駅の銅像の前』。

だけど駅は長い工事が続いているはずだし、その工事をするために銅像は撤去されているのでは?という気もしていた。
友達も私も電車には滅多に乗らないし、普段その銅像の近くを通ることもない。なので銅像がそこにあるのかないのか分からなかったのだけど、銅像がなくても『そのへんで』という待ち合わせをした。

そして当日。
銅像のある駅で電車を降りたら友達から『銅像に到着しました』という LINE が。その1~2分後に私も銅像のところに到着し、『あーっ、銅像あるねー!』と指差確認。

それから適当に食事ができるお店を探すことに。
(食べかけの画像で失礼します)


パン食べ放題♪

3年前とはお互いの状況はそれほど変わっていなかったのだけど、それはコロナで2年間が凍結されていたから、というのもある。

彼女の実家は東北地方で、高卒で都内の専門学校に入学。お姉さんと一緒にアパート暮らしをしていた。見た目はヤンキーなのだけど、バイトは本屋という案外堅実なフシギちゃんだった。
ヨリミチは20代後半で会社を退職し、その学校に入学。で、かなり歳の離れた同級生となった。
在学中に彼女は結婚、出産をしたのだけど、そのときの赤子が今では大学生(1年ダブり)。その下に息子もいて、2人が小さいうちに彼女はシングルマザーとなっているので自分が友達と自由に出掛けたりするような時間はほぼなかった。それに第二子出産後の十数年は実家で暮らしていたので彼女の中では関東地方の変化はアップデートされていない。
子どもの進学のタイミングで住居を関東地方に移したけれど、とにかく働き詰めの生活でほぼ自宅と職場の往復しかしない日々なので、待ち合わせも彼女が唯一わかる『あの銅像の前ね』ということになる。

最初は私の愚痴を聞いてもらおうと思っていたのだけどお喋りが始まるとお互いの近況を話すだけで話が弾んでしまい、コロナで閉塞した生活だったはずなのに、いろんな話が出るわ出るわ。
そうなると私の愚痴なんてどうでもよくなって、気の向くままにお喋り。

それから彼女の買い物に付き合って、彼女が使う改札口を目指す。駅が大きいので改札口がいくつかあるのだけど、方向音痴だという彼女はこの駅を使うときの帰りはいつもあの銅像のところまで戻って、いつもの改札口に行くのだとか。
なので買い物を済ませてからいちばん近い改札口に連れて行ったら『こんな改札があるのっ?!』と、お上りさん状態。
そこでも少し立ち話をして、別れ際に『ヨリミチがタイに発つ前にまた会いましょう』と約束をした。・・・ら、『あ、でも9月〇日は手術で入院するからその後でね』とサラッと言われてしまった。

聞けば手術が必要な部位があるのだけど、仕事やら何やらの都合を考慮するとそこが最善なのだとか。
一瞬ドキッとしたけれど、それ以外は至って健康とのことなので、『じゃあ次に会うのは快気祝いだね』ということに。

待ち合わせはあの銅像のところで。

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