チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

あなたは、いつぞやの

あるブロガーさんの記事で、送付依頼をしたアベノマスクが突然送られてきたという記事を読んだ。
申し込んだのは確かなのだけど、受け付け完了とか発送予定、発送作業完了のメール連絡もなく、何の前触れもなく急に届いたから驚いた、ということが書いてあり、コメント欄には『届いたのだからいいのではないですか?』というものが。それに対しては『今はどんな会社でも受け付け完了メールと発送のお知らせは出しているし、それが社会人としての常識ではないですか?』という返事。

どちらも間違ってはいないけど、どちらが正しいとは断言できないというか・・・。
でも私もアベノマスクを申し込んだ者として、受け付け完了のメールくらいはほしかった。
(申し込み画面の『登録』が済めば申し込みが完了したということになります、という扱いだった。)

ヨリミチの場合はほぼ実家に籠っているし、自分自身が昼間に外出するとしても両親のどちらかはだいたい家にいる。親が昼寝をしているとか庭に出ているとかで、玄関の呼び鈴に気付かなくても、不在通知がポストに入っていれば翌日の配達を依頼できるので特に問題はない。
だけどそのブロガーさんの場合はやや長めの旅行に出ていたりすることがあるので、不在通知を入れてくれてもそれを見る前に荷物の保管期限が過ぎてしまうかもしれないということを書かれていた。

たしかに今の時代、発送通知くらい出しておくのが礼儀というかマナーというか、トラブルを回避する方法ではある。
いくらお役所仕事だからそれ(発送通知)を期待できないと言ったって、今現在お役所で働いている人だって宅配便を受け取ったことぐらいあるだろうから、受け取る側の立場で考えることはできるはず。
しかも発送通知をすれば、その先は配達業者と受け取り人のやり取りになるのだから厚生労働省宛てに電話やメールが殺到することはまずない。

申し込みをしたときの最終画面は『マスクの配布希望を受け付けました。準備ができ次第発送します。応募多数の場合は希望の枚数を配布できない可能性がありますが、個別の連絡は致しません。〇〇課』のような感じで問い合わせ先のメールアドレスや電話番号の表記がなく、頼りないなぁ、と思ったことを思い出した。

例えば、配布を希望したものの体調を崩して入院するので権利を放棄しますとか、受け取りを希望しているのだけど転居の予定があるとか、そういうことになった場合の連絡先がその画面にはなく、そうなったときには厚生労働省のトップページから問い合わせ先を探せばよいのだろうけど、ほんの数行の『問い合わせ先』をなぜ最終画面に載せていないのかがわからない。

申し込み当時にそれを思って『ここの人たちの常識や気遣いっていうものはどうなっているのだろう』と思ったのだけど、それを思い出して再びモヤモヤした気分になった。


で、そういえば私も配布希望をしていたからそろそろ届くのかしら、と思ったのだけど、そんな具合なのでいつ届くのか、そして希望したとおりの枚数が届くのか、それとも希望者多数により落選なのか、何も分からなかった。

するとその翌週あたり、佐川急便がやって来て、ヨリミチさんに荷物でーす、ということになった。

そのときはピンとこなかったのだけど、受け取るときに『あぁ、マスクか』ということになった。

申し込むときは『100枚単位で申し込んで下さい』という注意書きがあったので、取り敢えず300枚で申し込んだのだけど、実際に届いたのは100枚。
↓1包50枚なので、合計100枚

行き先をなくしてずっと保管されていたアベノマスク、膨大な管理料が発生していたようだから驚いて『更に費用をかけて処分されてしまうのなら私がいただきます』と思って申し込んだのだけど、ヨリミチと同じように思った人々がそんなにいたのね、と、それにも驚いた。

このマスクはチェンマイに持って行って、保存食やパンを作るときの布巾として活用させていただきます。

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