チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

鳥からのお土産

先週オットから知らされたのだけど、またもや植えた覚えのない植物が育っていているとのこと。
今度は花。

気づいたらニョキニョキ伸びて、先週の時点で蕾らしきものが発生した。


だけどオットはそれがどういう花になるのかわからなかったので、通りかかる近所の人にも聞いてみたのだとか。でもはっきりした答えを出してくれる人はいなかったので、オットは長姉に LINE で蕾の画像を送って訊いてみた。
でも答えは出ず。
そこでいとこのお姉さんに訊いてみることにした。彼女は家でさまざまな植物を育てていて、きれいな花や葉っぱを Facebook に頻繁にアップしているのできっと知っているはず。

で、彼女の予想はコレ。


タイ語で พลับพลึง、その言葉は日本語ではハマユウ

そしてそのような花が現れるのを待っていたら・・・


ついに咲きました。

いとこのお姉さんが送ってくれた画像のとおりの花が、2輪開花した。
どのくらい日持ちするのかわからないけれど、蕾はいくつか並んでいるのでこれから満開になるはず。

ところで、この手の花は球根なのかな?と思って Google で調べてみることにした。
そこで判ったのは・・・
あの花はハマユウではなくてスパイダーリリーだということ。
どちらもヒガンバナ科なので系列(?!)は同じようだけど。

それにしても、スパイダーリリーって・・・

私は蜘蛛が非常に苦手で、『クモ』という言葉だってできれば言いたくないくらいなのに。
クモに近付きたくないから昆虫博物館にも入らなかったのに・・・。

https://c-m-yorimichi.hatenablog.com/entry/2022/05/15/000003

それなのにチェンマイの家にスパイダーリリーが・・・。
でもササガニユリ(笹蟹百合)という別名もあるそうなので、私はそちらの名前を使おうと思う。

肝心の、球根なの?という疑問は解決したような、しないような。
茎の根元は『球根』という言い方をするけれどまん丸の状態ではないようで、でも太くなっていて、それを分けて増やすことができるそうだけど、花の後に種子もでき、それを蒔いて育てることもできるのだけどその場合は花が咲くまでには4年くらいかかるらしい。
・・・ということは、このササガニユリはどういう状態でオットの家にやって来たのだろう。
根(球根)の一部が鳥か他の動物によって運ばれて来たのだとすると、鳥が足で掴んで飛んできたとか猫が咥えてやって来た、と考えなければならない。根には毒があるそうなので、きっと動物が食べることはないから。
では、動物が種子を食べたとして、フンに混ざっていたとしたら・・・4年前からそこにあったということ?!
でもオットは葉っぱが出てきたのはわりと最近だと言っていたし・・・。少なくとも2年前まではそこになかったはず。(私がチェンマイにいた一昨年の3月には見ていない。)
そこに園芸店で買った土を入れたのは去年と、その前が5~6年前だったから、その土に種子が混ざっていたのか・・・?

いろいろと謎が多いのだけど、オットには『鳥が運んで来た』ということにしておこうと思う。

昨年からオットはチャオームとかガパオを植え、熱心に面倒を見ている。そして果物の皮を剥いたらその辺りに埋めて堆肥にしているとのこと。何年か前は『ゴミを埋めるなんて汚いよ~』なんて言っていたのに。

ヨリミチ的には生ゴミは堆肥にするかどうかはさておき、地球に還すのは事情が許せば積極的にするほうが良いと思っているのだけど、実はオットが植物を植えているのは道路脇の歩道で、その地区ではよくあること。だけど植物の撤去命令が出ないとは言い切れない。
なのでそうなることに備えて堆肥用コンポストと不織布かフェルトでできた大きな鉢を用意しようと思っている。




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