チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

昼ごはんの話

オットと夕方に電話をすると、だいたい『今日のお昼ごはんは何でしたか?』と聞かれる。
ヨリミチ実家は昼は麺類が多く、夏はそうめん、冬はラーメン。
基本がそれで、間に炒飯やら焼きそばやらパスタがときどき登場する感じ。

昨日はオットと電話をしなかったので昼食のことは聞かれなかったが、昨日の昼ごはんはカレーライスだった。そうなると翌日の昼はほぼカレーうどん
ここで母とヨリミチの好みの差が出るのだけど、母のカレーはドロッとした重い仕上がりで、母は『カレーとはこういうもの』と思っているのだろう。なので母が作るカレーうどんは茹でうどんにカレーがからまっている状態になる。
しかし私が好きなのはサラッとしたカレーで、翌日のカレーうどんは汁そばの状態のものになる。私の場合『翌日のカレー』を水で伸ばし、削り節(なければ顆粒だし)を入れ、麺つゆも少々。そこに多めの長ネギ、きのこ類、ちょっとした根菜を加えて最後にカレーパウダーを少し加える。
そうすると前日のカレーとは別物のカレーになって残り物感が薄れる。

今日は汁そば状態のカレーうどんの昼食となった。
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それで午後にオットから電話があって『昼ごはんは何でしたか?』ということになったので『カレーうどんでした』と答えたのだけど、オットはカレーうどんを知らない。
カレーうどん』と言った時点でミートソーススパゲッティーのようなスタイル(うどんの上にカレーが乗っている)を想像したようで、『カレーがかかっているの?』と言われた。
まあ、それもスタイルとしては有りだと思うけれど、ヨリミチ実家のカレーうどんは『カレーがうどんにからまっている』か『汁そば状態のカレーうどん』のどちらかになる。そんな話をオットにしていたら『じゃあ昨日はカレーごはんだったの?』と言われた。

カレーごはん。

これは初耳。

日本ではカレーライスとかライスカレーという名称になるあのメニューだけど、カレーうどんというものを知って心が躍ったタイ人がカレーうどんの元の姿(?!)を想像したら映像は『カレーライス』、言葉は『カレーごはん』になってしまった。

なのでサラッと『あぁ、カレーライスでしたよ』と返事をした。


タイにもタイ風英語があってときどき混乱することがあるけれど、日本の和製英語もなかなか難しいものだなぁ、と改めて思った。

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