先月からヨリミチ実家に転居してきた甥の入学式の日に、妹(甥の母)が様子を見にやって来た。
てっきり甥の入学式を見に行くのかと思ったら全然そうではなく、妹は実家近くで幼なじみとの再会を満喫していた。今は親や祖父母も子や孫の入学式会場に行くのは珍しくないが、ヨリミチ(と妹)の親は高校の卒業式が終わったらそれ以降は親が子の学校行事に出向くということはなかったので、妹もその流れを継いでいるのだろう。
実は私もそれで良いと思っていて、必要以上に親が子の行動範囲内に姿を現すと子は親に依存するのが当たり前になってしまうし、場合によっては共依存ということにもなりかねないのでは?
それでも一応(?!)妹は一張羅姿の息子と写真を撮ったりしていたし、お祝いだと言ってスイーツなども用意していた。
妹は仕事があるので実家に1泊だけして帰って行ったけれど、甥は甥で高校の同級生が都内で一人暮らしを始めたからそいつの様子を見に行く(泊まってくる)と言って妹が帰るよりも先に出掛けてしまった。
その同級生というのは妹も知っている子なので『〇〇君は初めて実家を離れて大変だろうからお互いの授業が始まる前に遊びに行ってやりなさい』と言って妹がけしかけた(?!)というのもある。
妹は予算の関係で長距離バスを使って往復したのだけど、行きも帰りも大荷物。
実家に帰って来るのにそんなにお金を使わなくても良いのに、いつも住んでいる土地の名物の食べ物を持ってきてくれる。
そして帰りは母が(あちらに残っている孫たちへの)お菓子だとかホームベーカリーで焼いたパンなどを用意して、私も使いきれない化粧品(サンプルやノベルティなど)を渡したり、諸事情で着なくなった服を見繕って渡したり。
そんなことをしていたら帰りの荷物が結構な量になり、妹は『何かバッグない～?』と。
なので生地が薄くて軽く、ファスナーが付いていて容量たっぷりの使い勝手が良いバッグまで渡してしまった。
このバッグはスーツケースのスライドバーを通せる物なので何度となくタイに行っているし、これからも使おうと思っていた。が、コロナ禍で次の渡航は未定だし、実は色違いの2個セットで販売していた物だったのでクローゼットに未使用の物が眠っている。なので未使用のほうはフリマで売ってしまおうかと思って準備していたのだけど、ひとまずフリマからは取り下げ。
そんなバッグを手に入れた妹は『ところで洗面所にある息子の歯みがきはタイのでしょ?(= ヨリミチがくれたの?)』と言うので、一昨年チェンマイから戻って来たときに大量に持って来たのだけど渡そうと思っていた友達にもコロナ禍で会えなくて、ようやくストックを使い切れそうだという話をした。
↓(タイの LION 製品)
以前、妹の家にも2パック割り当てるべく送り付けたのだけど、思いのほか好評だったようで、特に男子が気に入っていたそうで。味が気に入ったのか、それともチャコール配合の黒っぽい色が気に入ったのか。理由はわからない。が、妹もチャコールが効くのか(コーヒーなどで付いた)歯の色が落ちるよ、と言っていた。
私も同じ物を使っているのだけど、歯が白くなるかどうかははっきりわからない。が、使わなかったらコーヒーや他の食べ物によるシブなどで色素が沈着していたのかもしれない。
妹は既に大荷物だったけれど、そこに最後の1本になった歯みがきも入れ、長距離バス乗り場に向かった。
それにしても友達のお子さん(当時男子中学生)もこの歯みがきをとても気に入っていたし、このチャコール歯みがきは男子を虜にするナニかが入っているのだろうか。
