チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

物持ちで良かった編

なるべくなら自分の身の回りの物を最小限で生活したいし、いろいろなことを合理的に済ませたいと思っているのだけど、その『合理的』というのが『○○で使っていたモノが△△にも使えるかもしれないし・・・』という方向に行くと、物が壊れてもパーツを簡単には捨てない『勿体ない病』みたいになってしまい、実家での私の生活は決してミニマリストではない。

でも妹に言わせると『□□のときに◇◇みたいなものを使いたいんだけど、何かない?』と言えば『じゃあ、これはどう?』というふうにそれなりの物が出てくるのがヨリミチの部屋なんだとか。
私の部屋は確かにモノが多いのだけど、モノの在処を私が把握しているのでいわゆる汚部屋とは違うようで。
自分でも『1週間の旅行を小さな荷物で行って来られるんだから、この部屋だってこんなに物は要らないはずなのに』と思っている。

でも今朝、物で溢れる自室に保管してあった紐に助けられた。
というのは、居間の電気についている紐の根元側の紐が切れて、長い紐と金具で繋げなくなってしまったのでどうしましょう!?ということになったのだ。

輪になっていた根元の紐は短いので、切れてしまったものを結んで再び輪に・・・というのは至難の業。結ぶことができたとしても、既に紐が劣化しているのでまた切れるかもしれない。

取り敢えず照明器具を天井から外して蛍光灯を取り外し、ネジ止めの鉄板も外してみた。
それで父とああでもない、こうでもないと言いながら応急処置をしようとしたのだけど、紐を結び直す程度の修理ではその後が不安。
なので私が切れた紐の代わりになりそうなアクリルの細い紐と針金やらピンセットやらを自分の部屋や納戸から持って来てゴソゴソやって直したのがこちら。

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両親だけの生活だったら直す箇所が細かすぎてギブアップで、ひょっとしたら照明を買い換え、なんてことになっていたかもしれない。

ヨリミチが実家にいたから可能だった細かい作業、というのもあるけれど、勿体ない症候群(?!)でしまい込まれていた紐があったからこそできた修理でもあった。

結局、管理できていれば物があってもいいんだな、ということにはなるのだけど、そんな生活はある程度収納スペースに余裕のある戸建て住宅の実家だから叶っているわけで。

ミニマムなお気に入りの物に囲まれた、視覚的にすっきりした部屋というのは憧れではあるけど、私には『物が多くても収納がキッチリできている部屋』のほうが性に合っているのかもしれない。

ということに今更ながら気が付いた。

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