何年か前に、実家の自室で使うために小さなファンヒーターを購入した。
その前は18年前に家族が購入したハロゲンヒーターを使っていたのだけど、年月とともに発熱部分と支柱の止めが弛くなり、取説が見当たらなかったので締め方がわからず、そもそも形状的にも締めるようなところがなさそうでそのままにするしかなさそうだったし、ちょうどそれが気になった時期に他社のハロゲンヒーターが発火したか何かの事故が起こって『もしやコレも危ないかも?』と思って潔く処分したのだ。
ハロゲンヒーターは自分の近くの壁で熱が反射するようなポジションで設置するとかなり快適な暖かさを感じられたのでその面では気に入っていたのだけど、何しろ大きさが・・・。
物が溢れて狭くなった部屋に存在感のある扇風機ほどの大きさの物を置かなくてはならないというのはかなり圧迫感があったし『近くに物を置かないで下さい』という注意事項を守れるような環境ではなかったので実は危険だった。
が、先ほど述べたように処分の時期を迎えたので次は小型のファンヒーターを購入した。
それは正面から見ると A4を少し大きくしたくらいの大きさで、600wと1200wの切り替えができる。ついでに(?)送風だけの運転もできる。
↓使うときは箱から離します。
それを仕事中に使っていて、温風が来るのはありがたいのだけど部屋に対してヒーターが小さいせいか、風の全てが温かいわけではなく、風の中心は温かいけどその周りの惰性で吹いてくる空気はひんやり、のような感じ。
それに仕事の都合というか私の気まぐれで申し訳ないのだけど、風が吹いてほしくない作業のときもあったり、空気の乾燥が気になったりすることもあった。
もちろんヒーターとしての機能は果たしてくれるので文句は言えないが。
そんなヒーターを、あるとき父がお風呂に入るときに脱衣所に置いてみたらかなり気に入られて(?)しまい、この何年かは真冬は脱衣所に置くことになった。
ということで、私が仕事をしている部屋は0.5畳用のホットカーペットだけ、ということになった。
けれど今年の2月頃、そのカーペットの電源がついにおかしくなり、騙し騙し使っていたのだけどよく見たら本体の裏側に配線が剥き出しになっている部分を発見してしまった。
これはカーペットと自分を騙して使っている場合ではない!ということで、今年の秋に2代目となるホットカーペットを購入。ただしサイズ重視だとなかなかちょうど良いものが見つからず、行き着いたのがトイレ用ホットマット。
名称はアレだけど、1人で座って作業するには充分なスペック。
↑楽天のショップで買ったのだけど、その後閉店しました。
しかし最近、本格的な冷え込みが続くので部屋では小型ヒーターを使うこともあったのだけど、これはそろそろ脱衣所に持って行こうと思い、今度は『風の出ない暖房機具』を買うことにした。
↓それがこちら。
脚をカパッと嵌めて使います。
オイルヒーターはブレードがかなり熱くなるから脱衣所では危険、ということ。
気をつけていれば大丈夫という意見もあるだろうけど、親や私の年齢を考えれば入浴中に体調が悪くなることもなきにしもあらず。
そうなったときに何かに躓いて裸のままでオイルヒーターに触ってしまったらとても危ない。
なので父の意見を聞くまでもなく、これは私の作業の友とすることに決定。
まだ試運転しかしていないけれど、過去のハロゲンヒーターよりはかなり小型だし、風の来ない暖房機具ということで期待大。
私もいつまで日本にいるのかわからないし、来年の冬やそれ以降の冬はチェンマイで過ごしていたい。
なので日本の冬に備える買い物は極力したくなかったのだけど、この寒さや寄る年波を考えると無理は禁物だし、プラスの事情とすれば来春からは甥がこの家に居候するはずなので、オイルヒーターは甥に使ってもらえばよい。
そういえばあのハロゲンヒーターは甥が誕生したときが寒い時期だったので、妹が夜中に授乳やおむつを換えるときに使うために買ったものだったのだから。