チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

気になるというか気にする

実家の2階は3部屋あり、新築当時は両親の寝室、妹の部屋、私の部屋という割り振りだった。
それから35年ほど経ち、親も歳をとったので一昨年の年末あたりから両親は1階の部屋を寝室とすることにした。
理由としては階段の上り下りが危険ということと、実家でエアコンがあるのは1階のその部屋だけということで、高齢者は夏も冬も室温を調節できる部屋で寝るほうがよいだろう、というのが大きい。
両親とも日常生活の中で階段は自力で上り下りをできるけれど、やはり年相応に足元が怪しくなってきているのでたとえば寝ているときに地震やら火事やらで急いで行動する必要が出てきたときに安全に下りられるのかはわからない。親もそう思っていたところがあるようで、最初は『エアコンが要らない季節になったら2階で寝るのかな?』と思っていたのだけど、1階だけで完結する生活は快適なようで、もう2階を寝室にすることはなさそう。
過去に父が朝方に体調を崩して救急車を呼んだことがあり、そのときは救急隊の人に父を2階から下ろしてもらったのだけど、小市民が住む狭い家屋の階段では担架を使えないので短いハンモックのような袋状のそれ専用の道具を使って下ろしてもらった。
そういう経験もあるので下の部屋で寝るほうがいろいろと安心安全なのだ。

それで2階の寝室だった部屋は今は誰が使うでもなく、私が朝に晩に雨戸の開け閉めをしたり、ときどき掃除をしたりしているが、押し入れや箪笥には物が入っているので親もときどき出入りはしている。
基本的に私はその部屋の入り口の戸は開けっ放しているのだけど、最近は寒くなってきたので夜だけは閉めるようになった。
そしてあるとき気付いてしまった。

朝に戸をあけると、なんか加齢臭がする・・・。

35年もの間、1日8時間といわれる睡眠時間を2人が過ごし、もちろん最初から老人だったわけではないけれどそれでもその半分くらいの期間は高齢者といわれる年齢だったわけだけど、そんな2人の睡眠時の呼吸に曝された部屋に、加齢臭が染み付いているっぽい。
昨年から、春から秋まではずっと戸を開けていたし、暖かい日は意識的に窓を開けておいたりもしたのだけど、35年分の蓄積はそれ以上のものだった。
その部屋は和室で畳敷き、壁は砂壁、柱と天井は木材なので、全体的に住民の匂いが染み付いているのだろう。

私はわりと鼻が敏感なので、親がこの部屋を使っていたときから匂いが染み付くことが気になって消臭剤を置いていた。
この部屋だけに置くと親に失礼かな、と思って他の部屋や玄関にも同じ物を置いていたのだけど、この和室の消臭剤は大きめ。
そして詰め替え用は私の部屋に常備。

↓他メーカーの空き容器なども使っている
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この消臭剤は見た目も悪くなくて気に入っていたのだけど、最近他のメーカーの物を見つけてしまった。
業務用としても使用されているものらしく、説明を読む限りでは結構強力。
これを買ってみようか・・・。



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2階の和室がずっと空き部屋なのなら家族としてはニオイは許容できる範囲なので今までどおりの物を使って過ごそうと思うけれど、来年の春からは甥が実家(甥にとっての祖父母宅)に居候してその部屋を使いそうな雲行きなので、いくら家族だといっても年寄り臭のする部屋で寝起きして通学、というのはちょっとかわいそう。
せっかくのキャンパスライフで新しい出会いがあるかもしれないのに第一印象で『○○くんってリアルに年寄り臭いよね』なんて言われたらその後の発展も何もなく終わってしまいそうなので(?!)、甥のためにも強力な消臭剤を導入してみようかな・・・。

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