チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

あの人には教えないで

今まで何度か記事にしていることなのだけど、オットの2番目のお姉さんの家は旦那の兄の助けによって果実畑を魚の養殖池にして家計の安定を目指している。
旦那の仕事はコロナ禍のために激減し、更に夫婦そろってアンチワクチン派のようなので、旦那の職種がコロナ禍前の状態に戻ったとしても、ワクチンを接種していないことによって旦那自身がその仕事で以前と同じ収入を得られるかどうかはわからない。

敷地の果実畑だったところは大きな池にして、その周りには野菜や果物を植えている。
なので姉夫婦は毎日稚魚に餌をやったり野菜を育てたりして過ごしている。

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もともと面倒見が良く手先も器用な2人だったので、魚も植物もよく育ち、設備や飼料の先行投資はあるものの、入ってくるものも大きいらしい。それに先行投資と言っても旦那の兄が全て手配してくれたので夫婦の負担はほぼなかったのだけど。
でも魚の養殖は気象条件や突然のトラブルで全滅してしまうリスクもあるので結構危険。今のところ4ヶ月くらいかけて育てたものを2度ほど出荷できたとのことで、この先も順調にいけばよいのだけど、こればかりは天を味方に付けるしかない。

それはさて置き、旦那の兄は養殖池の脇に小屋を建てるべくいろいろ準備をしてくれた。
資材や重機は自分の知り合いから買ったり借りたり、そしてある程度のところまで作業が進めば弟(=お姉さんの旦那)が引き継ぐようになっているようだ。

最初にその話を聞いたときに、小屋と言っても公園にあるような東屋のようなものだろうと思っていたら、なんとなんと、ちゃんとドアもあって電気も使えるようなものができ上がるらしく、下手したら住めちゃうんじゃない?というような。

どういうものができ上がるのか知りたくてオットに画像を送ってもらおうと思ったら、それを知ったお姉さんから『妹(=3番目のお姉さん)には画像を見せないでね』と釘を差された。
2番目のお姉さんは3番目のお姉さんがチェンマイに帰省したときに自分の家に居つかれるのを避けたいのだ。
今までは2番目のお姉さんの家では娘が使っていた部屋が空き部屋になっていたからそこに寝泊まりしていたこともあるらしいのだけど、その娘は失業して実家に戻ってきているので空き部屋はなくなった。
しかし3番目のお姉さんが小屋の存在を知ったらそのスペースをあてにして来てしまうかもしれない、というのを心配しているのだ。小屋は家から数十メートル離れているので3番目のお姉さんからすれば格好の標的になる。そこに寝泊まりすれば2番目のお姉さんの家族に気を使うことなく自由気ままに生活できる。
そうなる可能性が低くないので2番目のお姉さんは私に『妹には絶対に知らせないでね』と言うのだ。

そして送ってもらった画像はこちら。

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家から少しの距離があると言っても小屋に行くには道路から家の脇を通らなければならない。それに何かにつけて物の貸し借りが発生するだろうし、3番目のお姉さんのことだから時間帯など気にせずに友達に車で送り迎えをさせるはず。
本人がその小屋の存在を知らないというのに『きっとああなるだろう』という良からぬ想像が次から次へと出てくるのだから、実際に来られてしまったらそれ以上のことになるだろう。

しかも2番目のお姉さんの家で飼っている犬は3番目のお姉さんのことを好きではない。
3番目のお姉さんがふざけ半分で犬を脅かしたことがあり、それからは犬は3番目のお姉さんのことを敵だと思うようになってしまったのだ。

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犬にまで敵対視されている人には来てほしくないもんね・・・。
わかるわ。

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