チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

販売戦略のための日本語?!

ちょっと前の話になるのだけど、オットが量販スーパーマーケット makro で MOCHI BUN というものを買ってきた。

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読み方は『もちぶん』というより、少しだけ『もちぱん』寄りだと思う。
MOCHI BUN の『BUN』は英語でロールパンのようなものを指すので、その『BUN』だと思うし、タイ語のバ行は日本語の発音に当てはめると100%バ行の音ではなく、2/3バ行+1/3パ行という感じなので、ある意味『BUN = パン』とも言える。

どちらにせよ、BUN と表されるものの形状は丸いものが多いということ。

さて、今回の MOCHI BUN 、私は初めて見たのでいろいろとオットに聞いてみた。
『もち』というからにはもちもちした食感なんだろうなぁ、という想像はつく。
何年か前にタピオカ粉で作ったこのような揚げ菓子をチェンマイで食べたので、そういうものかと訊いてみたが、それとは違うという。
オットが言うにはその菓子パンは韓国発祥なのだとか。それなら何故『もち』なの?!韓国語でもっと違う言い方があるんじゃないの?と思った。
韓国語で『もち』を何と言うのかは知らないけれど、その韓国語を商品名にするよりは『もち』のほうがタイ人受けが良いのだろう。

そのように、販売戦略として使われている日本語で気になっているのは『HOKKAIDO』。
タイ人は北海道に対する憧れが非常に強く、景色や食べ物ももちろんだけれど、何と言っても雪。北タイに霜がおりるとバンコクナンバーの車が殺到するというくらい、タイ人は気象条件によって発生する白くて冷たいものに興味を持っている。なのでタイ人が日本に入国する際のビザが緩和されたときからコロナ禍前までは多くのタイ人が北海道を訪れた。
きっとそこで美味しい乳製品を食べる機会があって、『HOKKAIDO MILK』というものがタイ人の中でブランド化されたのだろう。
それからはちょっとリッチなパンには『HOKKAIDO MILK』と書いてあったり、ロールケーキには『HOKKAIDO ROLL』と書いてあったり。個人商店で売っているラスクのようなものにも『HOKKAIDO MILK』の文字が。
そんなに『北海道』というワードを使ってしまって問題にならないのかしら、とこちらが心配になるくらいなのだけど・・・

大丈夫なのかな。

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