チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットにマリトッツォを知られてしまった

もしも今、私がチェンマイにいるとしたら作っているであろうものはマリトッツォ。
ブリオッシュのようなパンに切れ目を入れて、オレンジピールを混ぜたクリームを挟むアレ。
日本で今年に入った頃から話題になっていて、もちろん私もそういうニュースなどから情報を得て知ったものなのだけど、まだ食べたことはない。たとえば会社勤めでもしていて、日々の通勤があればその道中で探して買うだろうけど、今はそのような生活をしていないし、わざわざマリトッツォを買うためだけに外出というのは憚られる。
それで、ネットで調べてみたら自分でも作れそうだということに気がつき、もしもチェンマイにいたら作っているだろうなぁ、と思った。
でもタイは乳製品が高価だし、脂肪分が高い生クリームが手に入るとは限らないので、いろいろとアレンジは必要かもしれないし、タイ人の舌は生クリームよりもバタークリームを好む傾向があるので、クリームはそっち寄りにするかもしれない。それにバタークリームのほうがタイでは扱いやすいので敢えてバタークリームを使うことにするか・・・

などなど、ちょっと妄想したら止まらなくなりそうな勢い。

でもタイ人にウケるかどうかわからなかったので、オットにマリトッツォの話をしないでいたのだけど、ついにオットがマリトッツォにかする話題をLINEで送ってきた。

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セブンイレブンどらやきマリトッツォ。
私に言わせればそれはマリトッツォではなくてマリトッツォのアレンジ。
でもオットはマリトッツォを知らないでそれを見てしまったので、『なんだかとっても美味しそうなものがある!』ということになった。

私は餡子をそれほど好きではないので実物が目の前にあったとしても積極的に手を出すことはないと思うのだけど、オットはどらやきマリトッツォが気になって仕方ないようで、私に食べてほしいらしい。

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夕方には『食べて教えてください』と電話までかかってきた。

それなら本家のマリトッツォを食べたいのだけど、オットのリクエストはどらやきマリトッツォ。
気が進まないけど、夫婦仲を良好なところに保っておくために今度セブンイレブンに行ったら探してみよう。

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