チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オットの友人があることを提案してくれた

8月2日の投稿でオットが植物を育て始めたことを書いたが、植物の世話に本腰を入れたのはオットだけではなかった。

なんと、チェンマイから日本に一時帰国中のオットの友達まで。

その人は年内にチェンマイに戻る計画でアパートの荷物は大家さんに預かってもらう形でチェンマイを後にした。多分、家賃は発生していないけど荷物は建物内にある、という状態なのだと思う。
それで日本では自治体からのお知らせを待って、計画的にワクチン接種も済ませてワクチンパスポートも入手したとのこと。

だけどネットの情報やタイで生活している知人などから得られる情報を自分なりに整理して考えると、今の感染状況が続くようでは日本から動かないほうが身のためだと思っているらしい。
その人の場合、というか私も同じようなものだけど、今の状態だと日本からタイに到着した時点でバンコク近郊で14泊の隔離。その期間が無事に終了したとしてもタイでは県境を越えるための公共交通手段は運休しているので飛行機や列車や長距離バスは使えない。仮にハイヤーなどでチェンマイに行けたとしても、他県から入ってきた人には14日間の自主隔離(自宅などで)が求められるようだし、もしかしたら移動してきたことについて罰金なども発生するかもしれない。(条令などが突然施行されることがあるので『昨日までは大丈夫だったのにー』と抵抗してもダメなものはダメ。それに抵抗したら身の危険があるかもしれない。)

東京でもバンコクでも感染者数がとんでもないことになっているし、バンコクでも病床不足が深刻。破格のお金持ちなら話は別かもしれないけれど、普通のお金持ち程度の人でもコロナでは入院できないくらいになっているらしい。つまり、もうお金では解決しない状況だということ。

バンコク到着時は空港から宿泊施設まで専用バスやバンで直行なので感染の心配はあまりないとは思うけれど、バンコクでの隔離期間が終わってからの移動は、そのときに空路の国内線が再開していれば空港までは一般的なタクシーとか町中を走る電車を利用することになるのだろうから感染リスクは上がる。
空路の再開がなければ引き続きバンコクでホテル暮らしを続けるか、長距離移動を引き受けてくれる車を手配するか・・・。
隔離期間中ならシステマチックに PCR 検査をしてくれて、万が一陽性になったとしても更なる厳重隔離をされるとか、軽症者用の施設に入るとか、一定のルールはあるからそれに従えばよいだろう。しかし隔離期間後に市中感染してしまったら、入院可能な病院はあるのか、それとも軽症者のタイ人が収容されている大型療養施設(そちらも常に満床らしいが)に行くことになるのか、自分でホテルに交渉して宿泊期間を延ばすのか(でも拒否されそう)、ちょっと考えただけでもかなり面倒なことになるというのは想像がつく。

オットの友人もおそらくそのような理由で『当初の予定はほぼ無理だと思う』と言っている。
それで自分の土地で普段は知り合いにお願いしている畑仕事に入れ込むようになったようだ。
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そしてオットにも『日本もタイもなかなか元の生活には戻れないから、(食費の足しにできるように)あなたも何か野菜を育ててみたらどう?』と提案してきた。

が、オットは猫の額ほどの土地で既に始めている(笑)。
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