チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

オリンピック観戦録

私はスポーツ観戦がかなり好きで、日ごろからいろいろな種類のスポーツを見ているほうだと思う。
なので今回のオリンピックもかなりの競技をテレビ観戦した。

新種目競技についてはカテゴリーやルールなどはわからないけれど、日本人選手が結構な割り合いでメダルを獲得したなぁ、と思った。それって、東京大会だから日本人が有利な種目が採用されたのか、たまたまの結果なのか、よくわからない。

選手の活躍には当然目がいくのだけど、私はそのまわりの人たちの動きも観察してしまう性質で、体操競技村上茉愛選手が床運動で銅メダルとなったときの瀬尾京子監督の笑顔が印象的だった。瀬尾監督は厳しい表情でカメラに写っていることが多く、あんなに優しい顔でテレビに映っていたのは珍しいのではないかと。
それと、体操の橋本大輝選手が個人総合で優勝が決まったときの雄叫びは、新聞などでは『よっしゃー!』となっていたけれど、私には『やったーーー!』に聞こえて、純粋に体操競技が大好きなんだな、と思えた。

陸上競技の三浦龍司選手や田中希実選手はオリンピックの舞台で日本新記録を更新したのはただ単に本番に強いというのではなくて練習の賜物だと思うし、私のような素人から見ても、どんな場面でインタビューをされても自分の目標や課題が明確で、的確に受け答えができている。すべての人に言えるわけではないけど、自分の考えていることを他人にも理解できるようなきちんとした言葉にできる人って強いな、と思った。

そういう面では卓球の石川佳純選手も話し方が上手いと思う。なので競技生活を終えても解説とかレポーターとして活躍できる人だと思う。
増田明美さんに関しては、いつも小ネタ満載で周囲からは様々な意見があるけれど、私はかなり興味深く聞いている。母は『無駄な話が多すぎて肝心なところがわからない』と言っていた(母は今回の変則的な周回コースの特徴がわかっていなかった)けど、それは受け取る側の問題では・・・?

今回のオリンピックはほとんどが無観客だったが、それはそれで競技中の音声が聞こえることになって今までとは違う楽しみ方ができた。
特に注目したのは野球の栗林良吏選手。ピッチャーは投球時にあんなに声をあげていたの?という新たな発見があった。
栗林投手は『エイッ!』でもなく、『ヤーッ!』でもない、『フニャッッ!』のような声とともに投げるのだけど、それが大きな動物に向かっていく小動物のような健気さというか、一生懸命さが伝わってくるようで、ついついこちらも心の中で『エイッ!』のように声をあげ、一緒に戦っている気分になってしまうというか・・・。

最終日の男子マラソンは服部勇馬選手が倒れ込むようにゴールして、どうやら熱中症のようだったけど、日の丸の重さと服部選手の責任感を感じた。オリンピックでなければ、途中棄権していたのではなかろうか。これから体調を戻して、また競技生活を頑張ってほしい。

このままいけば、次の夏季オリンピックは3年後。
柔道のリネール選手はそこでも優勝するのか・・・?今から気になる。

その頃には新型コロナウイルスはどうにかなっているのだろうか。

ところで、マスコットキャラクターのミライトワソメイティ、開閉会式に出てはいけないものなの?
アニメのキャラクターやご当地のゆるキャラが出られないのはともかく、オリンピック・パラリンピックのキャラクターも参加禁止なのかしら。
個人的にはあのキャラクターにあまり好感をもっていなかったのだけど、メダルセレモニーのときのブーケについていたスタイルはかわいいと思った。
でも、いちばんのヒットは開会式のときのピクトグラム実演だな。

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