オットに日本の祝祭日を認識してもらうために、毎年カレンダーを用意して持って行ったり送ったりしている。
逆のことを言うと、私もタイのカレンダーを見てタイの祝祭日を把握すれば生活の中でスムーズになることがある。
以前、チェンマイからパヤオに出掛けたときにたまたま立ち寄った市場の本屋に日々の占いカレンダーがあって、文字が読めなくても色使いやマークなどで良い日・悪い日がわかったり、仏日(仏教の大切な日)もお釈迦様の絵があったり、宝くじの当選発表日にはおかしなマークがあるという面白いカレンダーがあったのでタイ語がわからないながらも楽しめて、またそういうカレンダーがあれば買いたいと思っているのだけど、カレンダーを売っている時期に本屋に行くことがなくてそれ以来買っていない。
↓たまたま残っていた古い画像
↑赤字は『大切なことはしてはいけない』と書いてある
もうひとつ上のランクがあって、『大切なことは絶対にしてはいけない』もある。
オットはドラえもんの日めくりカレンダーで普段使いの日本語を順調に覚えているのだけど、最近こんなことを言っていた。
『クレヨンしんちゃんのカレンダーがほしい!』
いや・・・、それは私が拒否します。
クレヨンしんちゃんは映像で見れば愉快なのかもしれないけれど、セリフを文字で表したらそのままでは辞書をひけない口語体だったりして絶対に難解なはず。
そのたびに私に『ヨリミチさん、これってどういう意味?』と訊かれたのではたまったものではない。
それに下ネタのことなんて、理論的に答えたって面白くないし。(カレンダーにそういうお下品なことが書いてあるかはわからないけど。)
以前チェンマイで知り合った日本人男性(タイ人と結婚して子供はタイ育ち)が言っていたのだけど、その人のお子さんは昭和のウルトラマンのDVDを見ていたら、自然と正しい日本語が身についてしまったということ。私はウルトラマンとか仮面ライダーを見て育った世代だけど(自分自身はその類いのものは見なかったが)、司令官とか登場人物のセリフは教科書的な日本語のようなイメージがある。
今さらオットにその時代のウルトラマンを見せようとは思わないけれど、ドラえもんなら人畜無害な内容だし、日本語も古すぎず斬新すぎなくて私としても対応がラク。
よくあるアンケート的なものの結果で、クレヨンしんちゃんは子どもが見たいアニメのナンバーワンで、親が見せたくないアニメのナンバーワン。
これと同じように、オットは見たがり私は見せたくない。
・・・と思ってクレヨンしんちゃんのカレンダーを検索してみたら、日めくりがあった!
でも1日から31日を毎月繰り返すスタイルで、ドラえもんの日めくりとは違う。
それに案外まともな、というか無難なことを書いてあるようなので、オットの求めている滑稽さがないかもしれない。(私にはありがたいけど。)
さて、クレヨンしんちゃんの日めくりを買うか買わないか、しばらく悩むことになりそう。
ちょっと高いけど買ってしまえば何年も使える。が、オットが飽きずに使うかどうか・・・。
内容はまともかもしれないけど、やっぱりクレヨンしんちゃんだし・・・。
悩みは尽きない。