昨日は4000キロ以上離れた場所のカオソイのお店についての投稿だったのだけど、その流れに乗って(?!)今日もカオソイのこと。
私が初めてカオソイを食べたのはバンコク発着のチェンマイ2泊3日のパッケージツアーに参加したときで、1日目の昼食だった。『チェンマイ名物カオソイをご賞味いただきます』的な。
そのときはあまりわかっていなかったのだけど、バンコクでそこそこ納得のいくレベルのカオソイを食べることは難しいようだ。
私が想像する範囲では、バンコクで働く地方出身者はイサーン(東北地方)からの人が多く、チェンマイの人はそれほどバンコクに出て行かない。チェンマイ市内で仕事を探せば自分が求めている職種に就けるし、一定数の外国人は住んでいるしコロナ禍前までは外国人観光客も多かったので、外国人相手の仕事をしたい人にも仕事はあった。
なのでチェンマイの人はあまりバンコクに流れ出ず、バンコクで『チェンマイの味』を懐かしむ人が少なければ、それを提供するお店も少ない、ということではないだろうか。
それはさておき、今日も『また行きたいカオソイのお店』について。
そのお店がある道はオットが抜け道のようによく利用するので、私は建物のことは認識していた。
ずいぶん立派な、どっしりとした昔ながらの建物だなぁ、といつも思っていたのだけと、まさかそれがカオソイのお店だったなんて。
言われてみれば、『ข้าวซอยศรีพรรณ (カオソイ・シーパン)』と書いてある。いつも素早く通り過ぎてしまうから看板が目に入らなかった。
↓外観
↓北タイ独特の屋根飾りがある
↓看板
見てくれがこんな感じなので、店内も薄暗いのかと思いきや、案外明るいし大衆食堂のような狭さは感じない。むしろ、広い。
私は鶏肉のカオソイしか食べた記憶はない(というか、気に入ったのでそればかり頼む)のだけど、大きなもも肉がドカーンと入っている。
そして、タイの麺料理は必ず熱々の状態で出てくるわけではないのだけど、ここのカオソイはその面でがっかりしたことは(まだ)ない。
全体的にはまろやかでコクがあり、肉も大きいので『食べてる~』という満足感がある。
タイのローカル料理の1人前はやや少なめだけれど、女性にはこれはこれでありがたいかも。なぜなら旅行の場合、食べ歩きも目的だとすると、1人前の量が多いとちょっとツラいのだ。1日のうちに何度かはスイーツも食べなくてはならないし。旅の最中も胃袋が辛いし、旅から日常生活に戻ったときの体調管理も大変だし。
タイの食堂によくあるセルフの飲料水と野菜もあり、野菜はいつ見てもきれいな状態なのでついつい多めにいただいてしまう。
市街地からは外れた場所だけれど、ホリデイ・インからは徒歩圏内。ノンホイ市場方面に進み、道がY字に分かれたところを右。しばらくすると道の左側にある。
逆方面からだと、ソンテオなどでエアポートプラザから環状線を東に進み、ピン川を越えて大きな警察を過ぎたら『Le Coq ナントカ(フレンチレストラン)』の看板のところを左折。その Le Coq ナントカのある道路の右側にカオソイ・シーパンがある。
↓Googleより
ข้าวซอยศรีพรรณ
- 66 53 140 339