チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

冷蔵庫買い換えで快感

チェンマイの家の冷蔵庫を買い換えたくて、日本で生活していても常にそのことが頭の隅にあるのだけど、その前に実家の冷蔵庫が買い換え時期を迎えてしまった。

製氷機の手入れをしたばかりだというのに、それから数日後に冷蔵庫は終焉を迎えることとなり・・・。
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チェンマイの冷蔵庫は20年くらい使っているのだけど、実家の冷蔵庫は35年くらい使っている。その年月を考えれば、35年ももってくれてありがとう、という感じなのだけど。

だけど冷蔵庫は急にパタッと動かなくなってしまったのではなくて、最後の最後まで、冷凍室はビミョーーに冷えていた。なのでダメになったのは冷蔵機能のほうで、思い返してみれば、ある日の夜に冷蔵庫に物を入れたときになんとなく中が生ぬるいような気がした。
母は母で、『ヨリミチができたてのヨーグルトを入れたから庫内があったかくなっちゃったの?』と思ったらしく、たしかにその夜はその日に作ったヨーグルトを入れたけれど、その時点では冷めていたのでヨーグルトで冷蔵庫が生温かくなることはない(はず)。

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翌朝、母が『やっぱり冷蔵庫が冷えていない!』と言って、近所のスーパーマーケットでドライアイスを購入し、家にたまたまあった発泡スチロールの箱に冷蔵庫に入れてあったものを移して最悪の事態は回避することができた。
だけど冷凍室は冷気があったので、そこを冷蔵室として使うことができ、それはそれで便利だったのだけど、母はその臨時冷蔵室に入れておいた物を最後に取り出さず、そのまま回収に出してしまったようで、後になって『アレがない、コレがない』ということになっていた。(でも本人は冷蔵庫からは全ての物を出したつもりでいるのでたちが悪い。)


実家の行動圏内に大型家電ショップが1軒あるので、最初は両親が車でそこに行って展示品を買ってくるか・・・と言っていたのだけど、母のネットワークで『最近駅前のスーパーマーケット内に家電ショップが入って、そこの対応が良かった』という情報をゲット。どちらかと言えばその駅前のお店のほうが日々の生活では便利なエリアでもあるので、両親はそちらに向かった。
そして最重要条件は『すぐに納品できること』ということで、冷蔵庫を決めてきた。

翌日の昼頃には冷蔵庫が到着するということになり、朝食後から冷蔵庫まわりの大掃除。
冷蔵庫なんてそうそう動かすものでもないので床には35年分の汚れが・・・。

でもほぼ埃と水分の汚れなので、濡れタオルである程度拭いていれば解決するもの。このときに古いタオルを何枚使ったことか。
だけど私は『古いタオルをまとめて処分できたこと』が快感だったのだ。

歳をとった親は『もったいない』ということで古いタオルを使い続けていたのか、それとも老化による視力の問題でそれらにあまり古さを感じていなかったのか、とにかく実家の脱衣所などには古いタオルがたくさんあった。
大掃除などには古いものから使うようにしていたけれど、それでも私が見ると『まだ(普段用に)使うの?』というのが何枚もあったり。
そういうものが罪悪感なしで、むしろ最後までお役目を全うしていただくかたちで手放せるということで、私の心もすっきりした。

新しい冷蔵庫がやって来たということ自体に表面的な嬉しさは感じているけれど、その裏には長年の汚れを片付けられたことと、ずっと気になっていた物をようやく手放せたという晴れやかさがある。

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ちょっとだけ背が高く、幅が狭くなった冷蔵庫。庫内スペースは広くなったかもしれない。これから暑い季節になるが、電気代は期待できるかも。

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