チェンマイよりみちの記録

タイ・チェンマイに寄り道する人生を選択した個人の記録です。私、ヨリミチ(仮名)が日本やタイからお届けします。

両親のコロナワクチン接種予約が完了

私の両親は先週から新型コロナのワクチン接種を予約できるという年齢層で、予約開始日に電話とネットで試みたのだけど撃沈。というか、そもそも人口の多い市なので、そんなに簡単に予約できるとは思っていなかったのだけど、その日の夜のニュースを見てびっくり。電話予約に関しては開始から25分で締め切られたというのだ。それなのに自動音声は『ただいま回線が混みあっております』という内容で、人によっては夕方まで何度も何度もかけたのだとか。せめて音声が『本日の受け付けは定員に達したため締め切りました』なら大勢の人の時間が無駄にならなかったのに。

私はネットで親の応援をしたのだけど、サイトに繋がったときにはすでに『本日分の予約は終了。次回は17日に受け付け開始です。』という表示が。


なので今日は9時前から母は電話を握り、9時にダイヤル。最初はスマホで。でも母は固定電話のほうがつながる?と思ったようで、固定電話の子機でトライ。

私もネットで参戦。

f:id:c-m-yorimichi:20210517174934j:plain

母がかけている電話は、何度かは回線が混雑しているという自動音声だったのだけど、あるときから女性の声で録音された音声の『お待ちください』の案内になり、母が『これで待っていれば繋がりそうな気がする』というのでスピーカーボタンを押して家事にかかっていた。
するとスピーカー開始から10分くらいして、『もしもし、大変お待たせしました』という声が。

そこからは母が子機を使っていろいろやり取りして予約をしたのですべての内容はわからないけれど、まず母はこの電話で自分の分と父の分(つまり2人分)の予約ができるのかどうかを確認したようだった。自治体によっては1回の電話で1人分というルールになっているところもあるようなので。
母の場合は2人分の予約ができるとのことだったので、それが可能な日にちをいくつか教えてもらい、そこから選ぶようだった。
そして最初に母自身の予約。
予約の案内状に書かれている個人に割り振られた番号を伝え、それから氏名、住所、生年月日、性別の確認。
生年月日の確認のときに母が『昭和・・・』と言いかけたら『西暦でお願いします』と言われ、母はそこで少々パニック。電話口に向かって『19XX年・・・だったかしら・・・』とあやふやなことを言ったので、そこは父と私で『違うよ!19X*年だよ!』と突っ込む。ここで家族からの突っ込みがない人は本人確認失敗ということになってしまうのだろうか・・・。
高齢者の予約から進めているシステムなのに、元号ではなくて西暦で言わせるなんて、実に不親切。不親切どころか、そこで引っかかって予約がうまくいかないということを想定しないって、仕事の能力としてどうなの?と思ってしまった。
そんな躓きもあったけれど無事に母の予約が入れられ、母には日時と会場の復唱が求められた。それが会場名が長くて・・・。しかも1回目と2回目の会場が違っていて、両方ともそれぞれ長い。住民にはよく知られている場所なので会場の建物や周りの様子は頭に浮かぶだろうけど、その名称を正確に言えるかというと話は別。高齢者にはおかしな意味でハードルの高い予約システムだなぁ、と思った。

続いて、父の分の予約。
母は父自身でやり取りするようにと父に子機を渡した。
そして案内状に書かれている番号や氏名などを聞かれたので伝えたのだけど、母のときより項目が少なかったような。会場や時間は母と同じなので省かれたのかもしれない。

父の予約を入れたところで、母は何か確認したいことがあると言って電話を代わり、それが終わったら当日の持ち物や出向く際の注意事項を伝えられた。

このようにして2人分の予約をすることができ、電話を切った。
ここまでで、電話をかけ始めてから約45分。
2人分だったと言っても父が電話を持っていたのはせいぜい2~3分のこと。母が20分くらい喋っていたかもしれない。

これでは電話予約がスムーズに進まないのは当然のことだな・・・と思った。


そして今日から東京と大阪では大規模会場での接種予約が開始されたけれど、その予約システムは自治体の予約システムとは連動しておらず、先に地元での予約をしてある人は大規模会場の予約が取れたら自治体に接種キャンセルの連絡を入れなくてはならないとのこと。
そうは言ってもこれだって命令ではなくてお願いベースなのだろうから、キャンセルの連絡を入れない人だって出てくるだろう。
そして当日余ったワクチンを誰が打ったとか順序がどうとかで、また無駄な話題になるんだろうな・・・。

PVアクセスランキング にほんブログ村